第633話 “敵か味方か”
『一味集結祭』
■私の近況
ワンピースの感想の一部として私の近況などを述べます。
長崎に行ったり大阪に行ったりお台場に行ったりしていて
ハッスルしていました。
ワンピースの感想はいくらか休んでいました。
8月1日発売のジャンプから感想を再開しようとしたら
一味集結の我がディスティニー。神の啓示。
しかし、ここ数週間、ジャンプを“読み込む”ことはしていなかったので
現状について行けてないところもあります。
誰が誰と友達で、誰と誰が敵対していて
誰が誰の命の恩人で、誰と誰の思惑が重なっていたのか。
そしてメガロはサニー号をも飲み込んでいたのか?
胃液まみれのコーティングなのか?
それは違う。注目すべき点として違う。
「混乱した時はゾロを見ろ」というのが若竹家の家訓ですので
私らしくゾロを見つめる感想を書く予定の土曜の夜、タイバニ待機時間帯です。
■ホーディとゾロ
『やぶさめ』という技はゾロの技名で使って欲しかった…。
かっこいいな。やぶさめ。
最近のゾロの技名といったらファミレスでも開くつもりですか?と
聞きたくなるようなメニューの品揃えです。
ゾロによるホーディへの『一閃!』の後、どうしてホーディが復活したのか謎だと思い込んでましたが、まんまと63巻が発売になりやがって私の薄れかけた記憶が舞い戻ってめでたしめでたし。
重要なのは「生意気」呼ばわりです。
ある妄想世界においては「生意気」という言葉が“性的に非常に魅力的な”という意味合いで使われるので、ホーディのこの発言には「え?!ゾロにはヒョウゾウというれっきとした相手がいるのに?!」と思ったりしていませんので、くれぐれも。
魚人島の年表をきっちりまとめた結果、私はホーディを30才と見込んでますので、なるほど21才のゾロは生意気と取れるのかもしれません。しかし水中で自分の動きを止めた人間を、たとえ年下とはいえ“生意気”でかたづけようとする肩で風切るホーディの鈍さよ。
ホーディが「3時間後に国王を処刑する」と宣言してからの
時間の変化を丁寧になぞりながら
ルフィとジンベエの対決から麦わらの一味の集結までの
タイムスケールを作りたいところですが
それよりもゾロの三本刀の変遷をまとめることの方が
若竹らしいと思いながら、一番の情熱をUSJ方向に向ける今日この頃
皆様、いかがお過ごしですか。
いまのところ、8割方が近況と言い訳で埋まっている自覚はあります。
命を削るとは言っても瞬間的にはとんでもない力を引き出してしまう『E・S』。ネプチューンの王子達も一瞬で捉えられてしまって、強敵のように思えますが、今の麦わら一味には最大の強みがあります。
迷いがないこと!!
「ホーディと戦うな」と言ってたジンベエも後ろで構えています。魚人対人間の戦いの構図はなく、破壊者からネプチューン王国を守る戦いとなっています。
■ハッキリしていること
前回の話で、ルフィの怒りは
仲間を監禁したホーディに向かっていました。
仲間を助けることだけがルフィの目的でした。
しかし仲間が集結した今、ルフィは何に怒っているのでしょうか。
友人のハチが自分達のせいで瀕死においやられたことを
怒っているのでしょうか。
いや、海賊王を目指すルフィにとって復讐とは
「出す拳の見つからねェケンカ」だと思うのです。
「彼が何と戦うのか」はハッキリしていませんが
しらほしを連れ出す時に「お前を守る」と約束したことはガチなので
本当に泣けてきます。
男前っていうのは、こういうのを言うんですね。
だから、今、しらほしに向かってるノアも
ルフィがノアっとはねのけてくれるんですよね。
(無理矢理面白く言おうとして失敗した例)
■バトルモード 新世界Ver.
今週の血湧き肉躍る見開きです。ルフィのサイドを固める21才コンビの立ち位置に注目。
なんと!お互いの暗い視野を補っているではありませんか?無意識か?無意識に左右の位置がオートマチックか?
果たしてこれが、漫才コンビのマイクの前での立ち位置よろしく、「お前がこっち側にいたら気色悪い」とまでに固定されるのか?!
19才の頃の立ち位置を確認しましょう。
なるほど、今週の新世界Ver.とは逆の立ち位置になっており、サンジの視界の暗い方にゾロが立っております。無意識か?無意識に左右の位置がオートマチックか?
これは330話の感想で描いたスケッチです。
当時はスキャンなどという卑怯な手は使わずに丹念にスケッチを取っていました。
名付けて、4人で360°パノラマビューです。
つまり、何が言いたいかというと
彼らの立ち位置は自由自在で、柔軟に敵を見据える角度に
無意識にオートマチックという学術的結論。
■忘れかけた何か
この人もしらほしを狙ってましたね。
2011/08/07
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