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第601話
“ROMANCE DAWN for the new world〜
新しい世界への冒険の夜明け〜”

『「レイリー」「見送る」「涙」』


■冒険の夜明け

4週の休載から明けて、怒濤の連載再開スペシャルといえる4話でした。
第598話 “2年後”
第599話 “九人の海賊”
第600話 “再出発の島”
第601話 “ROMANCE DAWN for the new world〜新しい世界への冒険の夜明け〜”

「海賊王にオレはなる!」という誓いで締めくくられた
この4話があまりにも綺麗にまとまっているので
また休載になるんじゃないかとヒヤヒヤするレベル。

ルフィの宣誓をもちまして、「麦わらのルフィの休業」が正式に終了しました。
まさに、ここから再び冒険の幕開けなのです!待ってましたーーーー!まじで!

ところで、音楽家ブルックが歌ってる歌は
「Born To Be Wild (Steppenwolf)」をもじったものだと思いますが
「リビ ニナ サウスブルーグ」は「Living In America (James Brown)」を
もじってますよね?ソウルキング的に。

■若竹は戦桃丸を追いかけます

599話の感想で、戦桃丸について熱く語りましたが
今週もその続きです。暑く語ります。(熱血というよりは蒸し暑い感覚で)

黄猿の部下というよりは、むしろ黄猿を顎で使ってるような空気があった戦桃丸の大きな態度でしたが、やはり上から目線で黄猿にため息をついています。

黄猿は結局、シャボンディ諸島にいたルーキーの多くを取り逃がしています。「黄猿って大将のくせにしょっぺーなー」と友人が言ってましたが、そう言われればそんな気がします。「光」の能力が最強なだけで、あんまり仕事のできない人なのかも。

2年前は「暗部」の一員のようでしたが、今では正式に将校コートをはおり、表舞台に出てきました。2年前からかなりの実力を持っていたようですが、更に強い権限を持ったように見えます。

これで、偽麦わら海賊団のルーキーを全員連行することが出来れば、戦桃丸の実力を本格的に思い知らされることになると思います。

ただ、戦桃丸は2年前にこのような興味深いセリフを吐いています。海兵としての使命は薄そうです。

では、彼の目的はなんでしょうか?

ヒント:パシフィスタ

■カタコトで伝わる愛

ソロ活動に力を入れ始めたら、バンドが解散する前兆という
風潮のご時世ですが、麦わらチームは違います。
時を隔ててなお、ツーカー、あうんの呼吸のコンビがここにいた!

幼児か!ってサンジのことを突っ込んでいるボケ。巧妙すぎる。
漫才の「ボケ」「ツッコミ」の役割を関東では「受け」「攻め」と
言うという噂を耳にしたのですが、私の幻聴ですか。

絶望に直面させられたパシフィスタを相手に
一刀両断の感慨。走馬燈がめぐるには、まだ早い。
野生味溢れていても未成年だったあの頃とはキバとツメの威力が違います。
だから、お互いのじゃれ合いにも「手加減」という幅が加味された
大物同士の水入らず感がただよう新世紀です。(21才と21世紀をかけたわかりにくいリリック)

■レイリーさんの実力と野望

最後のコマのレイリーさんの涙!
クールなオヤジにも涙?!
娘を嫁に送り出す心境?
年老いて緩んだ涙腺なのかな、と。
おでんのおいしい季節になったのかな、と。
そんな具合に受け止めていたのですが、もっと深い何かがありそうな気がして
旅に出た。インターネットという船で。

もの日々さんの601話感想には

>”ロジャーの意志を受け継ぐ者が現れた”と
>期待していたものが確信に変わった瞬間だった

とあり、なるほど22年も待っていた瞬間なんだとジーンときました。

それを踏まえて、今週のレイリーとルフィを見て行きます。

私が気になったのは「2年間ありがとう」というセリフです。
全然おかしくないのだけれど、トレーニングは1年半でした。
でも、ルフィは2年間を感謝しています。

離れていてもレイリーはルフィを応援していて、ルフィはそれを感じ取っていたのかな?…と感じました。

レイリーとルフィは、この半年間
会っていません。

レイリーが語った「ロジャーは万物の声を聞くことができた」というセリフを脳裏に留めながら、レイリーさんの特訓を振り返ります。

多くの人が得手不得手があって、全ての覇気を最大限に使いこなすことは稀だそうですが、レイリーはなんと3種の覇気を「教え込む」くらいにはマスターしているということです。

レイリーは自らどの覇気が使えるとは語っていませんが、ひょっとして万物の声も聞けたんじゃないの?と思っちゃいます。

猛獣の数をマントラの力で把握しています。数まではっきり認識できるなんて、現時点ではエネルとレイリーだけの精度じゃないですか?

これです。

これ、覇気でルフィがシャボンディ諸島に上陸したことを感じ取っているのですよね。

覇王色の覇気の持ち主同士だから呼応しあっているのか、それともレイリーは人物を特定できるレベルの覇気を使いこなすのか…。いずれにしても脅威の電波塔です。

そして、ルフィの方もレイリーの存在を当たり前のように認識しています。この時、“レイリーとルフィが半年ぶりに再会した”とか“ルフィがレイリーを見つけ出した”という様子はなく、レイリーがそこにいることを知ってたルフィが声をかけた、という様子でした。

この2年間、こんな風にルフィはレイリーの“存在”を近くに感じていたのかな、と思わせるシーンでした。

ルフィの覇気が恐ろしく成長していることに意識が行きがちですが
レイリーの実力が底知れぬものだということも忘れてはいけません。
レイリーはロジャーと同等の力を持っていたと考えられます。
レイリーがロジャーを心底惚れ込んでいただけでなく
二人で一つという具合に、力を増幅しあっていたのかな、なんて思ったりもしました。

レイリーのとってのロジャーとは?を考えると色々と萌える要素がたくさんありすぎます。
もしかしてレイリーにはロジャーの夢を完遂するだけの力が備わっているのかもしれませんが、ロジャー無しに夢を達成することは無意味なんでしょう。
しかし、ロジャーの夢が叶うことを今でも夢見ているじーさんなんですよね。

シャッキーは海賊を引退し、ルーキーを応援する立場を取っています。

レイリーのセリフからも彼の隠居生活が伺えて、彼が夢を諦めていたと、何となく理解していました。

が、それが間違いだったと気づくのに2年かかりました。(実際の時間軸で)

この時に、気づくべきだったんです。

レイリーはまだ諦めてなかったんだと。
彼はいつでも小さな灯りが消えないように、若い芽を見守っていたんだと。

私は彼を傍観者とか支援者だと思っていたのですが、彼は彼なりに夢を追いかける途中にいたんだと、今なら思えるんです。

それらを鑑みるに、バーソロミューくまがレイリーに耳打ちしたセリフは「麦わら海賊団をここから逃がす」というようなシンプルな物だったろうと推測できます。

革命軍うんぬんと難しい関係はなく、革命軍は革命軍の意志で(とういかドラゴンパパの単なる情?)、レイリーはロジャーから預かっているバトンを携えながら、若い芽を守る行為に出たんじゃないか、と。

更に2年経てば、今週のレイリーの涙の真意が理解できるかもしれませんが
ロジャーとレイリーの夢の火が再び灯ったことへの涙でいいんですよね!



2010/10/30

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