第578話 “新時代へ贈るもの”
『世界の中心で』
■仏の顔も二度三度…
再びセンゴクが大仏様に変身されました。
この変身が出る時は「最後の手段」とも言える究極の状態なんだろうと思います。
ちなみに、前回の大仏様は処刑台の上のエースとルフィを逃がさないための変身でした。
海兵達が「初めて見た…」と呟いています。シキとの戦い以来の変身なのかも?
今回の戦争で攻撃の要となっていたのは青キジ・黄猿・赤犬の3大将だと言えますが、センゴクとガープは守りの要と言えるポジションだったような気がします。
センゴクが守り通したのは「世界政府の指示」と世界の中心である海軍本部です。
センゴクの変身がどのくらい凄いのかはわかりませんが、等身大のガンダムを生で見た時くらいの感動がありそうです。
あと、さらりと「衝撃波」であることの説明もありました。黒ひげに能力を吸い取られることなく、ダメージを与えるのに衝撃波が有効なんだそうです。
「覇気」とかは、もう辺の面子には意味を成さないのでしょうか。
■マリンフォードの歴史
海軍本部が未だかつて無い損壊状態になっています。
「何百年も海を守り続けた」と言っています。ひょっとして海軍本部が意図的にでっちあげた嘘である可能性も否定できませんが。(8才の少女が海軍の軍艦を8隻沈めたとかいう嘘がまかり通っていた)
海軍本部が壊滅したという情報はもみ消されるかもしれない、とも考えられますが、ここは本当の事だとして考るとしましょう。
左図は0巻からの引用です。
センゴク、ガープ、シキの本気の戦いはマリンフォードの町を半壊させるまでに及んだ、と書いてあります。
何百年の歴史の中で、このくらいの損壊は何度かあったかもしれませんが、とにかく海軍本部の姿がほとんど崩れてしまうような事態は、今回の白ひげVS七武海の戦争で初めてもたらされたようです。
海軍本部の姿に私が着目した理由は「ストロングワールド」の時間を考察するためです。
ストロングワールドが、ルフィの17才の最後の冒険なんだそうですが
果たしてそれは戦争よりも前なのか、後なのか、と議論の分かれる所です。
シキが「これは警告だ」と大量の海軍船を空から落としたのは
海軍本部だと思うのです。
あの時の海軍本部、ガープ、センゴクが戦争より前なのか後なのかは
その三者の姿に異変があるかどうかで推察することができると思うんです。
海軍本部、センゴク、ガープの三者が戦争で姿を変えることがあるなら
シキが海軍本部を襲った時に、三者の姿の異変が確認できなければ
ストロングワールドは戦争前であると言えます。
ストロングワールド内の海軍本部が壊滅している状態ならば
戦後と位置づけることができると思います。
ただ・・・・映画の中でハッキリと海軍本部の絵が描かれた訳ではないのですよね…。
まぁ、もう少し本編を見届けていきましょうか。
■エースの体
世界に広がる大ニュース。
ロジャーの息子エースの救出失敗そして白ひげの死。
これが海軍の公式発表ということでよろしいか。エースの“死”ではなく、エースの“救出失敗”です。なんという「to be continued」感!!
死体という言い方は使いたくないのですが、屈強な戦士の死体をモリアは欲しがっていると思うのです。白ひげやエースの体の行方が非常に気になります。
■スマイルマーク
ローの登場でいやがおうにも盛り上がります!待ってた!
ローと言えば、トレードマークがドフラミンゴのスマイルマークに似ていると話題になり、同人界ではドフラミンゴ×ローというカップリングまで登場していました。おかげで私はドフラミンゴとローが電伝虫で話しているシーンが容易に思い出されます。(妄想注意)
シャボンディ諸島のオークション会場でも似たようなマークが掲げられており、ドフラミンゴは「これからはスマイルの時代」とか夢見がちな事を言ってましたね。
スマイルマークが話題になった時、ローが医者だという事も含めて白ひげが使っていた点滴のマークも話題になっていました。
逆さにして拡大すると、スマイルマークに見えます。
・・・っていうか、ローのマークは笑ってないよね?
むしろ地図記号の「工場」に近いよね?
あとは、まぁ関係ないとは思うけど、ローの船が潜水艦ということで潜水つながりでワポルの船も「大型潜水奇襲帆船」だったよね、と紹介してみました。
2010/3/29
ワンピース仕様のヘルメット特集
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