■革命家とは何者ぞ?
大型連休合併号スペシャルということで、今週の感想は長めに書きます。
時間のある時にどうぞ。
チョキチョキの実のハサミ人間、イナズマは革命家であり男で女。
極寒のレベル5(極寒地獄)にサラッと表れ、ルフィ達をサラッと
救出するだけの実力者です。
ドラゴンに続き「革命家」という肩書きが明らかになった人でもあります。
(革命家とは革命家と名乗らずに潜伏活動をする構成員もいるようで
イワンコフやくま(?)も自ら革命家とは名乗りません)
能力者であるなら「海楼石」に弱いはずなのに
インペルダウンの檻や手錠をたやすく解錠したことに
少し疑問は残りますが、細かい事は気にしなッサブル☆☆
インペルダウンの監視の目をくぐりぬけて
レベル5.5に楽園を作ってしまうようなオカマ達ですが
現状での脱獄は無理だと判断しました。判断が冷静で速い!
ちゃっかり情報収集に走るなど立ち回りはさすがです。
■Dファミリー
エースは黒ひげに負けた時点からすっかり抵抗する気力を
失っているようで悲しいです。
そんなエースがルフィの名を呼ぶのが、その声が届かないのがまた切ない。
白ひげ2番隊隊長とか海賊とか今更関係無く
弟を思う兄の姿だけを留めるエース。本人は情けないとか思ってるのかな。
家族か!やっぱり最後は家族なのか!
そこんとこ、ドラゴンはどうなのか!
エースはドラゴンに反発していますが
ルフィは自分の父がドラゴンと知りませんでした。
その点に2人の生き様の違いがあるかもしれませんね。
エースは母親似なんだろうなぁ。
ドラゴンがローグタウンでルフィを助けたように
今回もブラッと途中下車の旅っぽくエースを助けに来るかもしれません。
でも彼が革命軍のトップで、行き先が海軍本部であるから
「ちい散歩」のようにはいかない予感。
それを感じ取ったイワンコフ。状況が読めなさすぎャッブル☆
ロジャー、白ひげ、センゴクと共に過去の海に名を轟かせた
ガープの動きがどうなるかも気になる所。
■迎え撃つ海軍は一枚岩か
世界政府に従うことを絶対正義だと掲げて動く海軍。
戦闘能力の高さが申し分なくても、その結束力に綻びが無いとは言えません。
正義のために戦っている海兵が、その正義に疑問を持った時、
たとえば青キジは少女ロビンを逃がしたり
麦わら海賊団を本気で潰さなかったり、と
自分の意思で行動することがあります。
七武海などはただ力が強いだけで、世界政府の言う事を聞かないどころか
世界政府に反逆しかねない輩が1人、2人、3人・・・えーと、ほとんど?
七武海反逆ポテンシャルランキング(若竹調べ)
1.バーソロミューくま
2.ジンベエ
3.ボア・ハンコック
4.黒ひげ
5.ドンキホーテ・ドフラミンゴ
6.ジュラキュール・ミホーク
7.ゲッコー・モリア
まともに白ひげと戦える気がしない。
インペルダウン内は「海軍の力を借りるほど落ちぶれてはおらぬ!」という
プライドが、中での脱獄パーリーを隠蔽する結果となっているような気がします。
そして指令本部はどん!
この、海賊500名の中に億越えルーキーも混ざってると思うんです。
そしてモモンガ中将に入ってきた情報がどん!
この混乱、読者は楽しくて仕方がない!
小学生の頃、台風で電車が止まってワクワクしたように!
(大人になったら、とても困ります)
■CP9
世界中の戦力が海軍本部に集まりそうな今日この頃
CP9はいかがお過ごしでしょうか。
海賊王への奇跡(CP9の任務外報告)を見て振り返ろうと思います。
CP9は世界政府による正義の名の下に殺戮などの行為を
行ってきた暗躍部隊です。
彼らが任務失敗の件で海軍から追われる身となりました。
彼らが任務の呪縛から解き放たれた今
行動の原動力は何になるのでしょうか。
持てあます戦闘能力、諜報能力、そして一般市民とは相容れない特殊な立場から
彼らは一体どこに向かおうとするのでしょうか。
彼らの“正義”を求める旅は今、始まったばかり!
(打ち切りマンガの最終回のごとく)
■暫定八武海
エースが海軍本部に連行されます。
過去に登場したメジャーキャラが一気に海軍本部に集結しそうな展開です。
誰が今どこに居て、どういう目的で動くのか
というのをチェスのコマみたいなのを使って
遊びたいと思いました。
ジャンプはスゴロクとか作ってないで
そういう付録を作って欲しい。
「ワンピースの最新勢力分布図!!」というの。
左の画像に注目人物の名前を
入れて行こうと思ったのですが
インペルダウンにいる要注意人物が多すぎるので
テキストで書くことにしました。
インペルダウンにいる要注意人物を表にしてみました。
ガープはもう海軍本部に戻ったのかな?
海軍本部に突撃しそうな人を赤字にしました。
外 ボア・ハンコック
モモンガ中将LV1紅蓮地獄 − LV2猛獣地獄 ブルゴリ指揮官サルデス LV3飢餓地獄 サディちゃんとコアラ達 LV4焦熱地獄 マゼラン
ハンニャバル
Mr.1LV5極寒地獄 バギー&Mr.3(逃走中) LV5.5楽園 ニューカマー軍(戦闘準備の上、待機)
Mr.2(過労でダウン)LV6無限地獄 ●脱獄組
ルフィ、イワンコフ、イナズマ
クロコダイル、ジンベエLV6無限地獄 ●有力囚人
シリュウ(元看守長)
カタリーナ・デボン(史上最悪の女囚)
サンファン・ウルフ(巨大戦艦)
バスコ・ショット(大酒)
クロコダイルは白ひげを倒したいとか言ってますが
そんな力があるとは思えません。
イワンコフに握られている秘密とは「寝小便」レベルのことだろうと
思ってたらそんな風に書いてる感想ブログが私以外にもあって
にわかに信憑性が増してきました。(増さない)
クロコダイルが白ひげと戦うにしても、脱獄行為は政府に背くこと。
そうなると八武海の内、3人がインペルダウンから反政府行動を
起こすと言えると思います。
うーん。しかしパシフィスタが7体くらいいるのやもしれぬ。
■新時代の幕開けとは?
今は大海賊時代です。
多数の海賊団が海賊王を目指し、グランドラインを航海しています。
海賊王というのはグランドラインを一周し、富・名声・力において
世界一になることだろうと思います。
しかし海賊王となったゴールド・ロジャーとは
レイリーの話では「志半ばで病に倒れた」という印象があります。
また、レイリーも「次の時代」を見守っている、と言い
海賊王でも果たせなかった『次の目標』があるように考えられます。
ワンピースを手に入れてなお、目指す夢です。
誰かがその目標を成し遂げた時が新時代の幕開けとなるのでしょうか?
そして、その目標とは一体どのような物なのでしょうか?
さて、少し視点を変えて、現在の有力海賊の夢や目標について考えてみます。
ルーキーと言われる海賊団はグランドラインを一周することを夢見ています。
ドフラミンゴは「新時代」という言葉を使い「ビジネス」に長けているようです。
革命家達は世界政府が支配する世界を塗り替えようとしています。
シャンクスは世の中が荒れることを望まず、安定のために
白ひげに働きかけたり、カイドウを制止しようとしています。
世界を見て回りたい、と言っていたシャンクスの夢とは一体何なのでしょう?
なんとなく「世界地図を書く」という物だとしっくり来るような気がしました。
世の安定を望むのは「あんまり世界が変わったら地図がどんどん変わっちゃうYO」という
理由からだったりして。あまりにセコい。
何かを研究しているようにも見えないし、シャンクスの夢や目標も謎です。
(純粋に、ただ旅が好きなのかもしれない)
そして黒ひげの目指す『高み』も気になります。
自分の夢のために世界政府さえも利用しているように見えます。
もしかしたら、ロジャーの夢と重なるのかもしれません。
しかし、黒ひげ海賊団は手段を選ばない卑劣な集団で、そこに『ロマン』はなさそうです。
“新世界”に突入し、“新時代”の幕開けを感じさせる
新たなる章が始まります!
〜おまけコーナー〜
■英語版のおかま道(ウェイ)を検証!
18巻の英語版を持っているので、そこでのおかま道(ウェイ)など
英語ならではの表現などを紹介しようと思います。
おかま道とは武士道に通ずる言葉で
訳するなら「おかまとしての心意気を貫く生き様」といった
感じだと思うのですが「OH COME MY WAY」と訳されています。
アメリカでは「おかま」という表現はまずいのか
ゲイなら理解できるけどおかまは理解できないのか
おかまという概念がないのか…。
そんな調子でイワンコフのセリフは訳せるのでしょうか?
ニューカマーとか…。
「アン♪ドゥ♪」はフランス語の綴りで表現されています。
そしてそれが、次のギャグで生きます。
「最近ドゥ−?」というボンちゃんギャグはこのように訳されています。
「How do you do?」→「How deux you do?」
この駄洒落を涙ぐましい努力で翻訳しています。
「オカマウェイ」は「OH COME MY WAY♪」として徹底されていてます。
この世は男と女のためにある…
しかしあなたが私なら、あなたは男で女♪
訳には自身はありませんが、とにかくオカマという存在は無視されています。
(※メールで教えて頂いたのですが「この世は男と女でできている」というような意味だそうです。)
さて、他に面白かった部分も紹介します。バロックワークスの女性エージェントの
コードネームがハッピーイベントにちなんで付けられている、というSBSの記事です。
ここで、ボンクレーが「ボンと年末フェスティバル」と訳されています。
クレを年末フェスティバルと訳すのはいいとして
ボンはボンのままなんですね。お盆とか訳すの大変ですもんね。
ゴールデンウィークも海外の人にはわかりませんし、そこは重要じゃないですよね。
「変なおじさん」が「dirty old man(汚れたおっさん)」と紹介されています。
そしてケン・シムラの注釈として「日本のコメディアン」と訳されています。
地味にケン・シムラが紹介されている、という18巻なのでしたー。
ドラァグクィーンが出てくる映画特集
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2009/04/30