〜第747話 “ドンキホーテ ファミリー まとめ”



ドフラミンゴの41年の歴史が非常に興味深いのですが、どんな半生だったのかを推測するためにドンキホーテファミリーにググッと迫るまとめ記事を書く予定です。(今から書くので、あくまでも予定です)

747話で、衝撃の発言が登場しました。誰もが「ちょ」くらいの言葉は発したに違いありません。
このセリフを身震いしながら聞く雑魚部下とは対照的に最高幹部は静かに聞いています。最高幹部達は、ドフラミンゴの苦悩をよく知っているのでしょう。

また、10歳で自分の父を殺したなどというセリフを聞いて平静でいられる者は少なく、部下たちを恐れさせる為に過去にも言ってきたのではないかとも思います。

最高幹部から雑魚までのピラミッドを成しているドンキホーテファミリーですが、彼らはボスのことを「若」と呼びます。大抵の場合、女将がいて若女将がいるように、ママがいてチーママがいるように、組長がいて若がいます。

ですから、現在のドンキホーテファミリーにおいても、ドフラミンゴの父親の存在が大きいのだと思っていました。

しかし、31年前にはその父親が亡くなっているというのです。

そんな私に小さき偵察部隊が「若は単なる敬称だから細かいことは気にしなくていいれすよ!」と囁いてくれました。

幹部の中でも「若」と呼ぶ者と「若様」と呼ぶ者がいますが、一通りチェックしたところ「女性は若様と呼びがち」というレイザーラモンRGのあるあるネタ程度のゆるい情報しか得られませんでした。


 

ディアマンテ、トレーボル、ピーカの最高幹部は“ドフィ”と親しげに呼んでいます。そしてヴェルゴもドフィと呼んでいます。ローがヴェルゴのことを「ドフラミンゴの最も重要な部下」と言っていましたし、この親しげな呼び方から、彼らとドフラミンゴとの並々ならぬ関係が窺い知れます。

ドフラミンゴがローのことを弟のように可愛がったと言ってましたが、ローを含めた6人はさながら義兄弟のような関係だったのでしょう。

エース、サボ、ルフィのような・・・。

ローは年が離れているので、少し距離があったかもしれませんが、他のトランプのスートとヴェルゴはドフラミンゴの過去を知り、それを共に乗り越えた仲なのかな、と思われます。

ドフラミンゴに直接呼びかける時以外は、部下は「ジョーカー」という呼び方を使います。

ドンキホーテファミリーでありながら、ドンキホーテ・ドフラミンゴという名前ではなく「ジョーカー」の名前を使います。

もう一度言いますが、彼らはドンキホーテファミリーでありながら、ドンキホーテ・ドフラミンゴという名前よりも「ジョーカー」に尽くしているのです。

ドフラミンゴはドフラミンゴなのかジョーカーなのか。ドフラミンゴの過去を知る義兄弟が「ドフィ」と呼ぶ以外は、ファミリーは彼をジョーカーと呼びます。

ドフラミンゴにとって「ジョーカー」という名前の意味は何なのでしょうか。単なる闇取引のためのコードネームというだけではないような気がしてきました。

ローのタトゥーがただカッコいいだけで終わりそうなSBSだけど尾田っちの「ハートにこだわったタトゥーですが、何か理由があるのかな?」とか無邪気に禅問答をなげかけているような鬼作者。

それってつまりハートに意味があるってことじゃないのかな?

ひょっとして・・・なんですが、ドフラミンゴが天竜人ではなくなり、新しい人生をスタートさせる時に名乗った名前がジョーカーなんじゃないのかな?と思ったり。それで、自分がジョーカーだからお前はスペードな、お前はダイヤな・・・とか笑いながら言っていて、可愛い弟分ができた時に「そうだ、まだハートがいねぇんだ」とか言ってローの頭なでたりしながらハートの席をあてがったんじゃないのかな・・・・・・・
・・・・・ってほぼ妄想ですいません。

ローがハートのタトゥーを入れた頃は、まだまだドフラミンゴを兄と慕っていたのかな?
でもドフラミンゴから離れる時に「ハートの海賊団」を名乗ってるので、やっぱり別の理由でハートのタトゥーを入れているのかな。

あ・・・・13年前に失った「あの人」がハートだったとか???
やだなにそれ、萌える。

以上、ほぼ妄想をお送りしました。

そろそろドフラミンゴの41年の歴史をファミリーの顔ぶれと共に振り返ろうと思うのですが、その前に一点、気になることを。

聖地マリージョアって天竜人が住んでいる所で、五老星が頭抱えたり、レヴェリー(世界会議)を行ったりする土地ですよね。

でもドフラミンゴのこの言い方、800年前に、既にマリージョアが「聖地」だったように受け取れますよね。

20人の王が集った場所、マリージョアが当時から「世界の中心」だった、と。

そんな事を考えながら、ふと頭に浮かび上がったのは

ある巨大な王国の姿!!!

Dの王国ってマリージョアにあったんじゃないの?

ではぼちぼちドフラミンゴの41年の過去を見ていきましょう。

天竜人は頭にシャボン玉みたいなのを着けているので、このイラストの頃は天竜人ではなかったでしょう。

父親を殺した後の12歳頃でしょうか。このヤシの木とソファの感じが当時のドフラミンゴが思うカッコいいマフィアってところでしょうか。実際にドフラミンゴはドレスローザでヤシの木のあるプールサイドでフカフカのソファに座ってましたよね。(69巻682話)

ローが生まれたのが26年前で、ドフラミンゴは15才。

ロジャーが処刑されたのが24年前でロー2才、ドフラ17才。

第0話。

17才のドフラミンゴはチンピラっぽさが出ていますね。

ベラミーが子供の頃からドフラミンゴはそこそこ名の通った海賊だったんだって!

ベラミーが子供の頃って「うそつきノーランド」を読んでたんだっけ?

(ドフラミンゴが20才の時、ロー5才)

(この頃には今の最高幹部達とはチームを組んでいたでしょう)

ここら辺の幹部はドフラミンゴの父親とも親交がありそうですね。父を殺した息子に付いて来てるので、ドフラミンゴは父親の遺志を継いでいると考えて良いのでしょうか?

カワイイローちゃんと言ってるジョーラ様が、羽生結弦を見ている私に似ています。

重要証言いただきました。ヴェルゴが15年前に海軍に潜入した時のことをローは把握しています。既にローがファミリーだったことが明らかです。

ドフラミンゴ26才、ロー11才。

(この頃からハートのタトゥーはあったのか?それとも?)

13年前に起きた出来事が、ローがドフラミンゴから離れる原因になったようです。
ドフラミンゴ28才、ロー13才

ローの言うあの人が、おそらく「“D”はまた必ず嵐を呼ぶ」と言ったと思います。その言葉の影響もあって、ローはルフィと同盟を組むことを決心しました。

ローがドフラミンゴから離れてだいたい12年くらいですかね。その後に、ドフラミンゴによるドレスローザ乗っ取りが始まる訳ですが、ローがファミリーから抜ける頃のファミリーのメンバーについて少し考えます。

10年以上も離れていたファミリーとの再会シーンです。バッファローは一目で気づきましたが、ベビー5を認識するのに少し時間がかかりました。

きっとベビー5はローと同年代。約12年前に比べたら容姿が変わっていて当然ですよね。

「昔のまんまだな」と言われているベビー5とロー。幼い頃を共に過ごしていたことが分かります。

一方、デリンジャーはローの記憶がほとんどないそうです。彼は今17才くらいでしょうかね。

ローがファミリーを抜けたのがだいたい12年前として、その頃からモネはドレスローザの王宮に仕えていたようです。

モネがドレスローザに潜入する前に、ローとモネは面識があった可能性が高いですよね。

でも、どうも初対面のようなんですよね。お互いの目論見のために初対面を装ってる可能性が高いですが、ローがヴェルゴと会った時の驚きようを見ると、モネがドフラミンゴの偵察要員だと思ってないようなんですよね。
どうなんだろう?

子供達に中毒性のあるキャンディを与えて、軟禁していたシーザー。ローはそれを見て「誰かを思い出す」と言っています。
誰かってドフラミンゴですか。ドフラミンゴですか。ドフラミンゴにカワイイローちゃん軟禁されてたんですか。

ドフラミンゴにカリスマ性はあるようなので、何らかのご褒美で人を手懐けていたのでしょうね。今、思い返すと趣味の悪いことをやっていたのでしょう。

10年前。
七武海となったドフラミンゴはドレスローザを乗っ取りました。
4年前。
パンクハザードではシーザーが凶悪な化学兵器を爆発させました。その後、シーザーは人造悪魔の実の材料となるSADの開発に成功しました。
2年前。
マリンフォードでドフラミンゴはメラメラの実を入手しました。

クロコダイルも国を乗っ取り、古代兵器を手に入れようとしていましたが、最終的な野望は海賊王になることのようです。
ドフラミンゴもただ“強さ”を追及しての一連の行動なのでしょうか。
とにかく、立ちはだかる敵は倒していかないといけない、というルフィの単純さで新世界を進んでいくしかないようですね。



2014/5/23

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