羽生結弦選手 金メダルおめでとう 凱旋パレード 行ってきました(4)

2014年4月26日(土)

ありったけのパレード写真を放出しました。ここからはパレード直後や翌日の仙台市街の様子です。テレビに映らないパレードの裏側と言いましょうか。仙台の羽生選手歓迎ムードをたっぷりお伝えします。



テレビに映らないと言えばテレビクルーですね。各社のテレビスタッフがパレードトラックを、また観客を撮りまくってました。遠ざかっていくパレードトラックを望遠レンズを伸ばし切って撮影し続けるやや哀愁漂う女性ファン達の姿をも赤裸々に撮影していました。ええ、撮られてる自覚がありながらも自分のカメラはもちろん羽生ロックオンです。



そして大活躍のパレード運営スタッフと警察官の皆さん。警察官は交通規制が始まって観覧待機列を車道に順次誘導する時に「押さないで、足元をよくみてゆっくり進んで下さい。怪我人が発生してしまっては羽生選手が悲しみます!」と、ファンのハートを掴みにかかってました。



ボランティアスタッフの皆さんからは、もれなく「結弦のために集まってくれてありがとう」的な温かいオーラが漏れまくってました。スタッフジャンパーの撮影も快く応じてくださいました。

パレード後、私の周囲にいた人が「全然押し合いとかならなくて素晴らしかったねー」と言ってました。確かに歩道から車道に前進する時にもっとギラギラした様子の人の流れが押し寄せると覚悟していたのですが、思ってたよりは余裕がありました。

また、当たり前のことだとは思いますが、パレード後にゴミが全く落ちていませんでした。パレードスタッフはパレード後にゴミ拾いをする予定だったらしいですが、ゴミが全然なかったので早々に解散になったとネットで見ました。
パレードが終わってしばらくしてから、私はこの青いジャンパーのスタッフが愛宕上杉通りのゴミを拾ってるのを見かけましたが、植込みに紛れ込んだ小さなゴミを拾っていて完全にパレードとは関係のない清掃作業に取り組んでおられました。

とにかくパレードは大成功!



パレード直後のクリスロードの様子です。人がいっぱいで迂回するように誘導されました。



パレード開催が決定したころからあったと思われる垂れ幕です。商店街もTシャツ販売などで資金確保に貢献し、パレード当日は喜びと安堵で一杯だったろうと思います。



読売仙台ビルの号外ポスターの前は、ご覧の通り。ダイエーでもワゴンを出して羽生選手関連の本を売り出していましたがパレード後は行列ができていました。



CDショップでは近日発売予定の羽生結弦DVD&ブルーレイ「覚醒の時」の予約を受け付けたり、競技使用曲のCDを販売していたりしていました。
(※「覚醒の時」の発売は7月に延期されました)



まだ商品のない「覚醒の時」のダミーパッケージを大量に並べて、迫力のあるディスプレイです。商店街内でもパリの散歩道が流れていて、お祭りムードというかムーディーな雰囲気でした。



ここからはパレード翌日4月27日(日)の仙台の様子です。

羽生くん関連の写真もたっぷりあるので最後まで見てネ!



読売仙台ビルはパレード当日に配布された号外の特大ポスターが早速貼られていましたよ!昨日はあんなに人だかりができていたのに、今はもう自転車置き場の背景と化しています。





号外が現地でもらえなかったので、こうして見られてよかったです。読売新聞のサイトによると3000部配布したそうです。



号外の特大ポスターは今後もしばらく貼り続けてあると思いますが、毎日の仙台圏の紙面が貼り出してある掲示板でもパレードの記事を見ることができました。仙台圏が一丸となっていたことを感じることができます。





仙台放送のイベントスペース「仙台縁日」に行ってきました。
能登直氏撮影の羽生結弦写真展が行われています。(〜5/18)
私が行った時は半分以上がさいたまの世界選手権の写真でした。
どの写真も素晴らしい一瞬を切り取った臨場感のある写真でした!雑誌などと違って大きい写真を見られるのは嬉しいですね!
中でも私がハッとしたのは羽生選手の肌の毛穴が見えたことです。超アップの写真でも眉間くらいしかハッキリとした毛穴が見えないのに鼻の頭に広がる毛穴を見ることができました。それは演技直後の写真です。
私は悟りました。毛穴の写真から悟りました。
演技直後のみに開かれる毛穴と汗の量の関係を。
キスクラではきっぱりとシャットダウンしている彼の鼻の頭の毛穴の開閉能力を。

他にも仙台縁日にはフィギュアスケート関連の雑誌を自由に閲覧できたり、落書きノートがあったりして休憩がてらに写真も堪能できる場所になってました。但し、パレード当日は満員電車並みの混雑だったろうと思います。



仙台縁日の中は撮影禁止ですが、これは外に貼ってあったので撮りました。
Together on Ice



心なしかプー推しに見えるディズニーストア東映プラザ店



続いては「仙台なびっく」に来ました。ここは特に物販はしておらず、仙台の情報が入手できる場所のようです。



入口の左側には東北のスポーツ関連の記事が掲示してあります。



右側には多分ANAのポスターと「Wake Up, Girls!」のポスターが並んでいます。二つとも青系統のポスターで親和性が高いですが、果たしてファン層は被っているのでしょうか。



左側の壁面にはこの案内が!等身大の結弦に会える?!



中に入ると東北楽天イーグルスのユニフォームと並んで金メダルおめでとう凱旋パレード記念Tシャツが飾られています。下の方に「サンプル。実際の商品より少し小さい」の文字が!
ということは、このTシャツは試作品的な?世に出回ってない的な?



世界歴代最高点を記録したショートプログラムの決めのポーズ。またその時の衣装のイメージである青を使ったプリントです。



ショーケースには楽天優勝を記念した写真やサインの隣に羽生選手のサイン等も飾られています。



だがちょっと待ってほしい。どうだろうか。
その色紙の位置、どうだろうか。



そしてこの色紙のカバーもどうだろうか。できることなら色紙をハッキリ見せたくないという意図で中央に重なりの部分を配置したサイン所有者からの分かりにくい嫌がらせだろうか。というかこれサランラップでさえなく、クレラップだろうかと思える皺の寄り具合。手作り感満載にもほどがある。



サインといえば、よりによってパレード当日から上記アニメのキャンペーンもやってたらしくて仙台なびっくには国際展示場正門前ですれ違いそうな雰囲気の男性グループが何やら語っておりました。



なびっくの奥にはTVモニタがあって昨日のパレードの時の生中継だった番組を垂れ流しているようでした。画面に「LIVE」の文字がありますが、録画です。また前述のアニメの女の子が隣に立っててひたすらゆるい空間になっていました。



羽生選手が仙台市役所に金メダルの報告に訪問した時の写真もありました。
このパーティションの奥が倉庫兼スタッフの打合せ室のようになっているのですがホワイトボードに「4/26 なびっくスタッフ 朝8:30出勤!」と書いてありました。
おそらくパレード当日のTシャツ販売のための準備だろうと思います。お疲れ様です。そして無事完売おめでとうございます。



そしていよいよこの魔境です。ラスボス的等身大羽生の出現です。
この隣に並んで写真を撮るという行為は罰ゲームのような要素もあります。私も一緒に写真を撮りましたが、まぁ自分の顔は羽生君の1.5倍くらいあるのは覚悟してましたが2倍くらいあったので多分これは特殊加工パネル。そして撮影して下さったなびっくスタッフの方には感謝しかありませんが、もう少し撮り方の角度とか工夫できたんじゃないですか?(まさかの八つ当たり)



こんないい感じの笑顔パネルの写真を撮り放題なので、自分と一緒に撮るという荒行を無理に行う必要はありません。

仙台なびっくには、後日ベガルタ仙台のベガッタ君が来ていたようです。



そして私が次に訪れたのは仙台市役所です。自分の中でスタンプラリーでもやってるつもりでした。
オリンピック直後に羽生選手が訪問した時とは季節が巡っていることを感じさせる花と新緑の映り込み。私の写真テクも捨てたもんじゃない。気温が27℃だったことも分かりますよ。



しかし本来撮りたい看板を包み隠さず撮ってこそのレポーター魂です。
仙台市の職員も写真を撮ってましたが、こんな風に記念撮影するのも楽しいかもしれませね。



日曜日の市役所の写真です。かつてこれほどまでに華のない写真があっただろうか。



仙台散歩もこれで終了。ここからは新聞記事の紹介です。



パレードの号外はもらえなかったのですが、ホテルに戻ると河北新報の夕刊があったのでラッキーでした。
パレード当日の河北新報夕刊と、パレード翌日には河北新報とスポーツ報知を買いました。



ホテルでもらった朝日新聞には宮城版にパレードの記事がありました。



まずは軽いノリのスポーツ報知から、記事紹介です。一面に大きく「ゆづの笑顔がまぶしい!」とスポーツ記事とは思えない見出しですが、スポーツ新聞ってだいたいこんな感じなんですか?



ここで注目すべきは杜の都とかけた「モリ上がる都」という見出しです。スポーツ新聞って普段からこんな調子なんですか?そして多分、楽天優勝パレードの時もこのフレーズを使っただろうなという気がします。



モリ上がる杜の都の様子を伝える縦長の記事もあります。



まだまだ記事はあります。真央ちゃんのアイスショーの記事もあります。



河北新報の夕刊では「王子凱旋」という見出しが付き、新聞によって愛称が異なるのも面白いです。スポーツ報知に比べると若干の上品さがあります。



パレードだけでなくTシャツを購入したファンの写真などもあります。パレードの日は富岡製糸場が世界遺産登録の見通しというニュースも全国的には大きな話題でしたが、多分、仙台市民はその事を知らないでいると思います。



これでもか!というくらい羽生関連の宮城情報満載です。埼玉県羽生市の応援団の写真まであります。



アイスリンク仙台にまで取材に行くという丁寧さ。河北新報の全記者がパレード取材要因になっていただろうと思います。



何が凄いって「まばゆい新緑」がニュース写真になっているということ。
「まばゆい新緑を仰ぎ見る羽生」という注釈がまるで季語が二つ入った俳句のような風情です。
この風薫る季節の杜の都の写真をこんなに大きく載せられるほど、この日の宮城県が平和で良かったです。

仙台はとても良い街でした。通りがとにかく広くて街は華やかだけど人が多すぎずに快適です。また行きたい街です!

おわり

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