第718話 “お花畑のリク王軍”



■エピソード オブ エース

ちょっと思い出したことがあるので書きます。

「○○登場」のサブタイトルで名前が出たキャラは仲間になるという説が有名です。
「エース登場」のサブタイトルはエース本人が仲間になる訳ではないけれど、エースに関係の深い何かを船に乗せるか、エースと関係ある船と併走することを表しているのかな、と考えていた時期がありました。

当時はまさか形見だとは思ってませんでした。

しかし今ならメラメラの実がサニー号に乗ることが「エース登場」の伏線を回収することのような気がします。

マルコ達が守ったエースの“意志を継ぐ者”はルフィであり、メラメラの実であり、麦わらの一味と航海を続けるのかな、と改めて思いました。

ルフィがメラメラの実を入手したら、誰にも食べさせずにただ保管するだけになるような気がします。
或いはサボになら渡すかもしれませんね。

■歴史きたー!

900年前って!!!!
ワンピース年表

どれはドンキホーテファミリーとの因縁じゃないの?ドフラミンゴとの因縁が900年ってどういうこと?!ドフラミンゴって41才だよね?Dの意思みたいに、何か継承してるってこと?

とりあえず、今までちょっとボンヤリ気味だったロビンが覚醒するのは間違いない。

ジャヤでのベラミーとの会話を思い出すとドフラミンゴはひと繋ぎの大秘宝に関心はなさそうでしたが、海賊王を目指してるそうです。一方闇のブローカーとして裏の世界に名を馳せ、ドンキホーテファミリーの若としてドレスローザの国王となっています。

CP0を使って世界政府をも騙したのがシーザーやローを自分の自由にしたいがため…と、ドフラミンゴの野望がハッキリしません。
天竜人に近い存在という立場を利用しながらも?、ヴェルゴを海軍に潜入させるという回りくどい手段もとっています。

とにかく何も分かりません。

■前回の年表

前回の感想で書いた年表を確認します。

約400年前 ノーランドがグリーンビットのトンタッタ王国で大人間から小人を守る 何百年も続くトンタッタの歴史
約200年前 闘魚がグリーンビット周辺に現れるようになる
大人間がグリーンビットに近寄らなくなる
小人はドレスローザでは「緑の管理者」
ドレスローザでは何百年も前から妖精の噂がある
20年前 コリーダコロシアム最強の剣闘士キュロスの活躍が止まる 20年以上続くコロシアムの歴史
10年以上前 ローがドフラミンゴから離れる
15年前 ヴェルゴが海軍に入隊
10年前 ドフラミンゴが七武海入り、同時にドレスローザの国王に
ある能力者がオモチャの家(秘密の工場)を運営
ドフラミンゴ国王の
10年の歴史
ドレスローザは「野蛮な海賊の王国」と諸国が嘲る
4年前 ガス事故の責任でベガパンクがパンクハザードから追放される
2年前 ベラミーがルフィに倒される
ドフラミンゴは「時代はスマイル」と言いヒューマンショップを手放す
ドフラミンゴはセンゴクよりも上の立場の者と取引し、モリアを倒す

ドフラミンゴが国王になってから人間のオモチャ化が始まりましたが
今週のトンタッタ達が言ってる話からすると工場で働かされている仲間は
もっと昔から拉致されている可能性も感じさせます。

ドフラミンゴが国王になる前からドンキホーテファミリーがドレスローザで力を持ち
好き勝手していたと考えることが出来ます。
例えばアラバスタでのサー・クロコダイルのように。

コロシアムは英雄キュロスが活躍していた頃は純粋に力自慢の場だったのでしょうが
今はドフラミンゴの策略の一部として利用される場となっているようです。
それでも銅像を撤去しないのは、コロシアムの伝統を尊重し国民の心を
うまく掌握しているということでしょうか。

地下道を行き来する発着場を空港と呼ぶのに違和感を感じます。カブトムシとか地味に飛んでますが空じゃないですよね。
もともと本当に空を飛んでいたのが、橋が出来てから人目を避けるように地下を進むようになったけど、昔の名残で空港とか呼んでるのでしょうかね。

とりあえず、ドレスローザでは何百年も妖精の噂がある通り、トンタッタ族は何百年も自由にドレスローザに行き、植物を育てていたことは確かです。

ロビンの谷間が無防備すぎます。
ロビンはこの2年間でハナハナの能力を進化させ、自分の体を広範囲に自由に咲かせることが出来るようになった反面、本体の感覚が緩くなってしまったのでしょうか。それとも「16です。何でもします。この組織において下さい。」の頃に何でもし過ぎたせいで、体の感覚を感じないようにする術を体得してしまったのでしょうか。

いずれにしても悲しすぎるので、トンタッタ族の体が本当に軽くて感触が無いということにして下さい。そうでないと刀を盗まれたゾロのプライドも傷つきますので。

少し話がそれましたが、トンタッタ族の國はグリーンビットを指していて
ドレスローザまでは及んでないと考えられます。

何が言いたいかといいますと、反ドフラミンゴ体制のリク王軍とはトンタッタ族のみの軍ではなく、トンタッタ族を含ドフラミンゴを恨む人達で構成されているだろうということです。

リクというのが地名なのか人名なのかまだ不明ですが、リク王という人がいたとして、今、リッキーと名乗ってコロシアムに参加してる人と関係ありませんかね?

ルフィがルーシーと名乗ったようにリクとは名乗れない人物がリッキーと名乗って・・・・とか?

反ドフラミンゴ体制に属している匂いがプンプンします。

しかし決起本部には行かずに単独でコロシアムに参戦しています。

ここから妄想ですが、「キュロス・リク」という王がドレスローザを統べていたけど、ドンキホーテファミリーの力が強くなり、王は失脚させられて国を離れたのが20年前。その後は1人で立場を隠し、恨みを晴らそうとドレスローザに潜入したとか???

オモチャの隊長と一緒に住みたいと言っていたレベッカと、その父親であるかのようなリッキー。

“レベッカの記憶”が鍵になりそうです。

■成長した負け犬

世間での評判は知りませんが、私にとってはいつまでたっても負け犬ちゃんのベラミーちゃんです。
全くの余談ですが、私が思うにベラミーは空島で何もしてないんじゃないかと。青海から来たというだけで空島の住民に歓待され仲間を失った傷心に浸み、ルフィと知り合いだと言っただけで黄金の柱をもらったんじゃないだろうか…と。
まるで空の奴らに残酷な事をしたかのような表情ですが、ルフィの大きさを見せつけられた情けない自分を思い出してこんな表情になってるような気がします。頑張れ、ベラミーちゃん。



2013/8/30

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