第707話 “Bブロック”



■時候の挨拶

若草萌える季節、皆様いかがお過ごしですか。
前回の感想で「闘魚とは魚人の昔の呼び方かもしれない」と書いたのですが
今週登場したリトル闘魚が普通に魚でした。どん!(胸張ってドンマイ)

前回、705話と706話を読んだ感想を書いたのですが
感じた事をそのまま書いたら、706話について1文字も書いていない結果となり
「706話の感想はどこにありますか?」的なメッセージも届いた若草萌える季節です。

そんな訳もあって今週ベラミーについて書こうと思うのですが
結果的に今週の感想のページに今週の内容を1文字も書かない事態になりそうな予感です。

しかし私は熟考した結果
「何話を読み終わった時点での感想」という単位で更新し
「何話の内容に触れているか」とは乖離していても構わない!自分本位に!
毎週きっちり感想を書かないと、こんな事になるので気をつけた方がいいですよ。
(まさかの上から目線)

■スプリング ハズ カム (※春とバネをかけています)


そう言えば、ジャヤでルフィが足下のお金を拾っていたのを思い出しました。

ベラミーが2年の間に色々と経験して、それなりにクラスアップしているようです。

しかし「デカイ波を越える為にドフラミンゴの船に乗る」という考え方は「新時代に乗り遅れるな」と言っていた頃とは基本的には変わっていなくて、つくづくサラリーマン気質なんだと思いました。彼が海賊らしくないのは、人から評価される事に価値を見いだしている点だと思います。


ベラミーは壮絶なコロシアムを優勝したらドフラミンゴファミリーの幹部になれるそうですが、ヴェルゴやモネのような任務が与えられるだけでしょう。

一方、ドフラミンゴを裏切ったローのために、ハートの席は空いています。自分から志願してファミリーに入った者と能力を買われてファミリーに入った者との決定的な差が見えますね。

■おにぎり

さて、予想通り707話について何ら語ることなく今週の感想が終わります。
707話についてはほぼ語っていませんが、今週の22号23号合併号のジャンプについては語ります。

絶賛好評発売中の「サンジの満腹ご飯」の宣伝を兼ねた付録「サンジの“偉大なる”レシピBOOK」のクオリティが非常に高いです。

最近、ジャンプの表紙で「キャラ弁」が載ってる事がありましたが、集英社の料理本チームが本格的にジャンプで仕事をする気満々だと感じさせました。

ちなみに「サンジの満腹ご飯」の注目ポイントは著者名が「SANJI」になっている所です。速見もこみちのキッチンを「moco's」と呼ぶような感覚でしょうか。

話が逸れましたが、おにぎりの取り上げ方に異議を申し立てます。

おにぎりと言えばコレですよね?!
双子岬を出て、ウィスキーピークに着くまでの嵐の中で
「力つけろ!」って急遽サンジが“こさえた”おにぎりですよね!


おにぎりと言えば、日本人にとってのソウルフードですが
ワンピースの中でも印象的に登場します。

まずは泥まみれの砂糖おにぎりを「うまかった。ごちそうさま。」とゾロが食べるシーン。チョッパーマンに出てくるおにぎり怪人ゾロギラー。そしてゾロの三刀流の技「鬼斬り」…。

…全部、ゾロ絡みでしたね。


2013/4/23

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