第697話 「取引」


■冬服

こんばんは。
忙しくてジャンプを発売日に読めない人のペースに合わせて
あえて遅めに感想を更新するという慈善事業をやっているヤミです。
日付が変わって既に次号の発売日となっている時点で更新される感想は
最速集団からも復習になると重宝がられています。(私の想像調べ)

さて、今週は冬服です。
ワンピースの冬服は雪景色と共に。
ゾロの冬服といえば、追い剥ぎで手に入れた物…というイメージがありましたが
思い出すと、アラバスタ編でダウンジャケットを着ていました。

当時、もちろんダウン祭が開催されました。(私の心の中で)
腹巻き姿とは見違えるシティーボーイです。

これがかつて、ゾロが私服として所有していた冬服でした。

動きやすそうな、軽そうな、合理的なデザインだったと思います。
これらをふまえて最新の冬服をチェックしないといけません。そこに2年の成長が現れているから!

2年間の彼の成長によって冬服にもたらされたのは
貫禄と華麗とチラ見せテクでした。
上着の留め具は軽く留めつつ胸の筋肉はばっちりアピールという
計算しつくされたデザインでおののきました。
ゾロにはシャツのボタンを留めないという確固たるポリシーがあります。(扉絵除く)
そんな彼のポリシーが守られるべく、2年後の衣装もボタンとは言えない留め具で
ゆるく留められています。
ちなみに、今、ダッフルコートのウィキペディアを見たところ、あのボタン代わりのループは
手袋をしたまま服を脱着するためだそうです。
そう考えると、ゾロの2年後衣装や今回の冬服のループ状の留め具は
ゾロの雑な衣服の脱着を彷彿とさせる壮絶な萌え小道具という事が分かりました。

■四皇

四皇が4人いるのは東西南北と関係ありますかね。
シャンクスはただ「世界を見て回りたい」とか言ってましたが
白ひげと縄張り争いしてたんでしょうか。
赤髪の縄張りって今ひとつピンと来ませんが、それが私達がまだ
新世界について何も知らないからかもしれません。
ルフィが「四皇を全部倒す」と言ったと知って驚きましたが
海賊王になるという夢を聞いた時の、過去の色んな人の反応を考えると
なるほどルフィは本当に大きい事を言っていたのですね。

気になる4人目の四皇“百獣のカイドウ”は最強生物と呼ばれています。
百獣の部下を従えているのか、カイドウ自体が百獣と呼ばれるような形態なのか
今、私の頭に浮かんでいるのは「ウルフルズ」って言葉くらいです。

■ローの反逆

ドフラミンゴがひどく動揺しています。

ドフラミンゴにとって、部下が寝返ることは全くの想定外ということなんでしょうか。
ベラミー達を枯れ葉のごとく簡単に握りつぶし
ヴェルゴやモネの命も当たり前のように私物化してきたドフラミンゴにとって
初めての仲間の裏切りということなんでしょうか。

麦わらの一味も船長に命を預けていますが
決定的に違うのは、船長は仲間を見捨てないということです。
この点で考えるとドフラミンゴよりもルフィの方が大物と言えます。

仲間の犠牲と共にのし上がったドフラミンゴと
仲間を信じて成長してきたルフィとの器の違いを見せつけらましたね!

■境界線

阪神大震災の時に山口組が炊き出しに来たという噂をちょっと思い出しました。

子供達に手をふる海賊の姿が美しいです。美しい・・・そして・・・懐かしい・・・・。
この名残惜しそうに手を振る姿・・・・・・これは!プレミアショーのアンコール!!
うわー。今年はこれか!ローが先頭か!


2013/2/9

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