第678話 “研究所内A棟ロビー”

『瞳はロシアンブルー』


■昨日の敵は・・・

アラバスタ編の頃に、スモーカーと再会はするだろうけど
スモーカーがルフィの冒険を止める所が想像できないなぁと思ってました。
しかしまさか共闘する日が来るとは!
ルフィとローとスモーカーがチームになってるよ!ちょっとちぐはぐだけど!
何が敵で何が味方か、何が正義で何が悪か…ますます混沌とする新世界だけど
部下の命をたしぎに託したスモーカーの背中には
彼が貫く“正義”が刻まれていますっ!!!

行け行けどんどん!とスピーディーに展開してワクワクしっぱなしですが
キャラのそれぞれの心情や仲間への想いも描かれていてジュワー、ジュワワーとなります。

ナミの体が受けたダメージを実感するサンジ。
サンジの流す涙は優しさの海だよね。私も魚座だからわかるよ!
一瞬だけど、ゾロとウソップが背中合わせで進んでる!
臆病者だったウソップが、ゾロの背中を預かるまでに信頼されている!
格好良くて頼もしいよ!ウソップ!
んで!ルフィが倒れたと聞いて激高するゾロ!
ルフィの命はルフィだけのもんじゃないんだよ!ゾロが怒るのはもっともだ!

2年でみんな強くなった。お互いがビックリするほどに。
仲間が再び結束して、もう怖い物なんてないんじゃないかと錯覚もした。
でも、新世界。
どんな思いでここまで来たのか!
ゾロの叱咤に色んな決意が表れていて、読んでるこっちまで身が引き締まります!
(ガリガリ君を食べながら)

そして、サンジ。
サンジは知ってるんだ。船長の航路がゾロにとってどんな物か!
でもゾロは「何も無かった!」って言い張るから!
ゾロはいつでも涼しい顔でいたいのを知ってるから!
誰にも聞こえないように、それでもゾロの気持ちをくみ取っちゃうんだ!
ナミを守ったぼろぼろの体で!わかる、わかるよ!だって私も魚座だから。

いつか「お前の気持ちは分かってるよ」って感じで
サンジがゾロの肩をポンって叩く日が来たりするのだろうか?!
背中をバンって叩く日が来たりするのだろうか?!
うん、それは多分、オールブルーのその先に・・・・。
行こうぜ、ピリオドの向こうへ・・・。

そしてゾロは自分の周りを巻き込んで慌てさせて働かせて
「よし」と言っちゃう俺様っぷりの瞳がロシアンブルーなのです!
(※ロシアンブルーは猫の種類です)
(※画像検索したら子猫ばっかり出てきて5秒ほど死ねます)




2012/9/4

back next

ジャンプ感想目次に戻る