第535話 “ダチ”

『おかま道(ウェイ)』


■政治犯

ボンちゃん!
アラバスタから逃亡する時も、囮(おとり)になってくれましたが
ここでも自分の命を省みず、ルフィを救う決心をします!
熱い!

ボン・クレー(本名を忘れました、サミーとかだっけ?)は
今となっては人情に厚いというイメージですが
犯罪結社バロックワークス社の社員だった経緯はなんでしょう?

今週はそのような内容でお送りします。(つまり今週の感想はこれにて終了)

悪人として登場したが、結果的には良い人或いは仲間になったという人の
背景について考えようと思ったのですが
ほとんどの人が悪人として登場してるような気がしました。
善人で登場して、実は悪人だったという変化はCP9くらいでしょうか?
(ワンピースにおいて悪人や善人という定義はないので
 ルフィ達にとっての敵か味方か、という分類になります)

バロックワークスはアラバスタを乗っ取ろうと企む悪の集団でしたが
個々のメンバーを見てみると、やむを得ない理由から
悪事に手を染める、という状況があったように思います。
自分の目的のためにバロックワークスを利用する、潜入して
情報を得るというエージェントがいました。
ニコ・ロビンやイガラッパ、ビビがそうでした。

そう考えると、ボン・クレーも何かの野望があって
それを成すためにバロックワークスに所属していたのではないか?と
考えることができると思いました。

ワンピースの世界では善悪の境界は曖昧で
「犯罪者」というレッテルは「世界政府にとって都合の悪い者」に
過ぎないという価値観があると思います。

そんな曖昧であやふやな世界の指標を冷静に見つめていたのが
男か女かあやふやなオカマだったのだと思います。

インペルダウンの最下層にはエース、ジンベエといった強力な海賊が
収容されています。
彼らが最下層に収容されている理由は「犯した犯罪の程度が大きい」からではなく
「世界政府に及ぼす影響が大きいから」に他ならないと思います。

ここで、エースやカマバッカ王国の女王の脱走が成功したなら
この世の混乱はとてつもない物になるだろう思います。

ところで、20年前にインペルダウンから脱獄した金獅子のシキが
四皇の残りの一人ではないかな?と、ふと思ったりしました。

ルフィはきっとラッキーな方法で回復すると信じていますが
本気で戦闘できる状態にはなれないだろうと思います。
あともう少しでエースの導火線に火が付きそうな気がします。
メラメラに燃えろ!



「古城脱出妄想連載〜ロロノアは今…〜」を地味に続けていたのですが
今回は、過去のアニメの感想にこんなスケッチがあったので再掲載します。
(詳細を知りたい方はアニゾロ220話をご参照下さい)

東映のギャグセンスにシット(嫉妬でなくSHIT)



2009/03/19






back next

ジャンプ感想目次に戻る