第520話 “ゴルゴンの目”
『ぼうや良い子だねんねしな〜の竜と子供を思い出しました』
空島でエネルと戦った時、エネルはマントラでルフィの動きを
先読みしました。それに対してルフィは“何も考えずに反射で”戦いました。
今回は、そういう奇策ではなく、完全にマントラを攻略できてます。
たとえ相手に動きを読まれようとも、相手よりも速く動けば良くて
ルフィは速さに特化したギア2ndという技を編み出していました。
確かCP9の“剃”から学習したのですよね。多分。
ルッチと戦っていた時は、相手も六式が使えたので
ギア2ndの凄さがわかりにくかったですが
今回のバトルでルフィの“速さ”がとてもよくわかりました!
ギア2ndは、間近で見たらルフィの腕が見えなくなるんですよ!ほんとだよ!
腕をその場でプルプルしてるだけのように見えるのに
向こうの方で炎が上がるんだよ!ビックリだよ!ほんとだよ!
USJのプレミアショーで生で見たんだから!
USJプレミアショーのDVD出なかったね。結局。
でもエンディングの『仲間』はCD出して欲しいなー。
メールで「ボア・ハンコックがエリカ様に見える」という
メッセージを頂いて、なるほど共通点があると思いました。
エリカ様には「泣いたら許される」という特技がおありなので
今週のハンコックの涙もそれ系なのかなーと思いました。
ただ、アマゾン・リリーの国民の視線が無い場所ですし
顔を隠しているので、本気で泣いてる可能性も大きいです。
ルフィの優しさに心の鍵が壊れちゃった!ってことですよね。(一部乙女チックにお送りします)
ネット上を巡ると「ハンコックの背中の模様は
天竜人の奴隷を示す刺青ではないか」という意見があって
非常に興味深く思いました。
憶測なのでなんとも言えませんが
彼女達が海軍本部へ行くのを嫌がることや
七武海の称号を有り難がる点に納得がいきます。
今週はルフィの顔が幼い絵が多くて可愛らしいなという
感想を持ちながら読み進んでいたのですが
最後の最後でドドンと男気来たーーーーー!
敵のポリシーを尊重する紳士!どこでそんなのを覚えた!いつの間に!
「大切な物」を守る気持ちに敵も味方も無いという懐の深さ。
蛇姫達の背中を守る想いはルフィの麦わら帽子への想いと
似ているのだと思います。
ルフィが何を思いながら、この島の人々と関わってきたのか、と
色んな重いが駆け巡ったけれど
とにかくルフィが圧倒的に強いという結論に達してしまいます。
もしルフィが弱ければ、自分に危害が及んだ時点で
相手を倒さなくてはなりません。
誤解から始まった無意味な戦いで相手を傷つける恐れもあります。
しかし、ルフィは強いのです。
そして、ルフィの拳は自分の夢を叶えるためにあるのであって
弱い者を叩くためにあるのではない、ということを
私達はベラミー戦から学びました。
ここアマゾン・リリーでは「船を借りるために国のトップと話をする」という
姿勢を貫き、自分の強さも示した上で、相手を尊重することも
忘れないという、この手腕!完璧過ぎる!!
しかし!
風呂場に突入して女性の入浴シーンを見たことも忘れてはいけないのだ!
ゴルゴンの目を信じる民衆が逃げた後も
ルフィは背中の模様を隠し続けているように見えます。
誰も見ていなければ、背中は解放しても良いのかもしれませんが
“露わになる”だけでも心が痛むような背中の模様なのかもしれません。
そんな事までルフィが理解してるのだとしたら・・・
・・・この船長についていくしかないでしょう!!
敵に庇われて神妙な表情のソニア様マンガ↓
2008/11/09
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