戦争は絶対にいけないことだけど、戦争を回避する方法を
人類がまだ発明できていない今日この頃、皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今週の感想は長くなるので、文字の色を変えたりして
読みやすくなるような努力を頑張ります。
(文章を読みやすくするのは困難です)
シャボンディ諸島の位置関係を頭に入れることで、ゾロへの愛を深めようという試み。
1番GR 人間オークション会場 13番GR シャッキー'S ぼったくりBAR 21番GR ドレーク、ウルージ、キラーが
ケンカ22番GR 人間屋(ヒューマンショップ) 24番GR レストラン
カポネ、ボニー、ホーキンスが食事
後、天竜人とゾロが遭遇30番GR ショッピングモール
ナミとロビンが買い物32・33・34 遊園地シャボンディパーク 35番GR ホテル、土産物屋
マリージョアで通行許可を待ってる
船乗り達がホテルに泊まる41番GR サウザンド・サニー号
ゾロの行き先を考えると41番→24番→・・・2番(→1番)と、無法地帯をうねり歩いたと想像できます。
本人にしてみたら、無防備に迷い子になっただけなのですが
高額賞金首であるルーキー達に目を付けられる結果となったようです。
生まれながらにして注目を浴びる剣士、本人はいたって無邪気というドラマを召し上がれ♪
【冥王 シルバーズ・レイリー】
いきなりシルバーズ・レイリーの“冥王”なる呼び名が明らかになりました。
冥王ってなんだ!闇の王みたいな意味?
レイリーには「海賊王の右腕」という通り名があったようですが
海賊王が処刑されてからは、冥王という新しい呼び方も出回ってるんでしょうか。
或いは海軍側からの呼び名?
なんか「四皇」レベルに付けられる名前っぽいですね。
ガープの身の回りの品があんまり和風っぽくて
急須とか硯(すずり)とかに心奪われる内に、どんどん話が大きくなっていって
硯や筆をチェックする暇なーい!!ノーン!!
ガープの台詞
「海軍に二つの伝説を一度に相手しろというのか?」
ノーン!
こんな凄い台詞の背景に「どん!」が無いなんて!
読者にとっては「どどん!」レベルの発言です!
伝説って何なのか、と考えるに
1つは冥王、レイリーのことですが、もう一つは・・・・・(後に続く)
自分で考えを整理しやすくするために、本編の流れに従って感想を書いていきます。
【人間オークション】
毎月恒例の人間オークションということで
通常経営してる人間屋が「平均的労働力の安定供給」に対し
オークションは「珍種の高額取引とエンターテイメント」という違いがあるようです。
集まってる人の服装を見るとお金持ちの道楽のようでもあり
見栄のために大金を使うという遊びでもありそうです。
いよいよオークションが始まりましが
今のところは普通に人材派遣みたいですね。
問題は金額などではなく人間を“所有する”という考えなんですよね。
こういう環境をアーロンが見知っていたのなら人間を道具として考えるのも
自然なことだったのかもしれません。
【胸クソ悪い人類売買リスト】
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対象人類は犯罪者及び世界政府非加盟国民とする
●魚人族:100万B以上
●巨人族(男):5000万B以上 (女):1000万B以上
●人魚族(女):7000万B以上 (男):100万B以上
● 〃 (女二股):1000万B以上
●能力者:時価
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ちょ、男の人魚、価値無ぇえーーー!女の人魚の70分の1!
あと、女の二股という言い方が生々しいんですけど
30歳過ぎたココロさんのようなココロの大きい魅力的な女性も
若いピッチピチの人魚と比べると価値が落ちるのですね。
まぁそれはサンジの幻滅具合からして納得のいくものですが。
少女人魚が二股になったら捨てられる、とかあるんだろうな。
一番最初に気になったのはサンジがタバコを3本くわえてることで
ストレスの量に比例するのだとしたら、スモーカー大佐のストレスはいかほどか!
などと思いましたよ。
次に、私もサンジと同様に「胸くそ悪い!」と思いました。
次に、ハンサメン(ピューと吹くジャガーでハンサメン祭中なので
ハンサメン語録が定着しそうです)デュバルが爽やかに人攫い稼業を
営んでる意識のズレを感じました。
シャボンディ諸島では人類売買も一つの産業であって
それなりに歴史もあって、この近辺に住んでない人が
“知らない”だけであって、こういう悪しき習慣が確実に存在している、というのが事実です。
おそらくサンジは「知らなかった自分」に罪悪感を持つかもしれませんが
だからといって自分の正義感で暴走するでもなく
ひとまずここのルールを乱さずに潜入するという器用さもあるようです。
(但し、本能には勝てない)
さて、この人類売買リストの胸くそ悪い理由は2点あって
人種にランク・金額を付けられていることと
世界政府が勝手に決めたルールということです。
世界政府を生み出した天竜人を頂点とし
自分達に協力しない人種を売買の対象にするという傲慢さ。
先に世界を作ったから俺たちに世界が従え、という傍若無人。
いやほんと、タバコを3本でもくわえないとやってられないよ。
たとえ800年前に世界政府を作った人が本当に尊いとしても
天竜人への敬いを強制される必要はないはず。
きっと正義感に燃える“現場”の海兵達は天竜人を憎く思っているに違いない。
「市民を守るのが我々の使命ではないのですか!」と上司にくってかかった
経験があるに違いない。
だから、シャボンディ諸島にもうすぐやってくるであろう混乱に乗じて
“現場”の海兵は超法規的措置をとるのを期待。
(天竜人に襲いかかる暴徒を見て見ぬふりをするような)
それにロビンやシャンディアの話によると
世界政府を作った人達というのは自分の考えをごり押ししてくるような
野蛮な人達のようだし!
天竜人が普通に友達や仲間を作れば
全てが丸く収まるような気がするけれど
それが簡単にできないのが大人の世界なわけで・・・。
パッパグ、可愛いなぁ。目をギュッとつむってる顔が可愛いなぁ。
【この船の航海士はナミさんです】
フランキーはまだナミを小娘って呼んでるけど、シャボンディ諸島の一件が
片付いたらナミと呼ぶのかな。
ナミは法律という綺麗事の脆さを身をもって知っているので
ここで何をすべきかを素早く判断します。
そしてなお格好良いのが「ケイミーを“取り戻す”」って言うところ。
私だったら「じゃあ、私達がケイミーを買えばいいんでしょ!」って
言ってしまうんだろうな、と猛省。
違うんだよね。ケイミーを“買う”んじゃないよね。友達を“取り戻す”んだよ!
ナミさんは本当にお金の使い方をわかってる!
お金が惜しいんじゃなくて、本当に必要な時以外は使わないんだよね。
そこにしびれる!憧れる!
今、2億くらいの財宝がサニー号に載ってるらしいんだけど
2億と言えば、ウソップがフランキーに盗まれて
それが発端となって関係がこじれて・・・というのを思い出したんだけど
フランキーも同じ事を思い出してる?
日本では1ベリー=1円くらいの換算で考えて良さげですが
海外で読んでる人は価値基準が掴みにくそうだな。
【ギャル人魚・巨人男・レイリー】
オークションのステージ裏では売られる順に並ばされてます。
17番 ケイミー
18番 レイリーの覇気を見破る巨人男
19番 レイリー
レイリーが大トリですか?
レイリーはいくらからスタートするんでしょ?
腕の良いコーティング職人として登録?
それとも・・・?
そういえば、レイリーってコーティング職人としての腕はどうなんでしょう。
半年ほどフラフラしてるみたいだけど。
シャッキーとはっちゃんの台詞を振り返ります。
はっちゃん:「子どもの頃からのつきあい」「レイリー、シャッキーいるかー?」
シャッキー:「10年振りくらい?」「1番から29番にはいるんじゃないかしら?
彼もフダツキ。海軍の監視下では寛げないから」
ここからわかることは、はっちゃんが子どもの頃には
ぼったくりBARにレイリーとシャッキーがいたってことですね。
あと1番から29番は無法地帯なので、レイリーのような悪党でも
生きていられる、という感じ?
【火拳のエース“公開処刑”】
これは政府の思惑で書かれた記事だと思います。
アラバスタでのクロコダイルの一件やエニエス・ロビー壊滅の記事なども
事実とは違う報道をされてますので、今回の記事もストレートに書かれているのとは違うと思います。
エース処刑の記事は白ヒゲをおびきだすための意図があって
つまり赤髪と白ヒゲの直接対決を回避するための策だと思ってます。
冒頭でガープの言ってたもう一つの伝説は白ヒゲということですよね。
では白ヒゲが海軍本部に乗り込んで全面戦争かというと
それを避ける為の“カード”を政府側が持っていると思います。
それがエースと黒ヒゲなんじゃないかと私は思ってます。
エースを政府に売ったのは何を隠そう
白ヒゲの部下であった黒ヒゲなのです。
だから、この顛末は白ヒゲのクルーが勝手に巻き起こしたことであって
白ヒゲが逆上するのも筋違いだ、という政府の理屈だろうと思います。
黒ヒゲは今や七武海。政府の犬となっていて
黒ヒゲに負けたエースが今まで通りに海賊を続けるのは厳しいと思います。
ここからは私の妄想ですが、白ヒゲが海賊王を目指せなくなるような処罰であるとか
エースが白ヒゲ海賊団から脱退するような処分などが下され
エースが海賊としての目標を失うというストーリーがあるような気がします。
エースは「白ヒゲを海賊王にさせる」ことを夢としているので
単独で海賊を続けるとは思えません。
海賊を辞めたエースなんて見たくない!という本音もありますが
シャッキーやレイリーを見ていると拠点を定めた
アウトローというのも格好良いような気もしますし
エースならカタギで働いても普通に成功を収めるだろうと思います。
あと「エース登場」というサブタイトルも常に思い出されます。
(※麦わらチームの仲間になる人物が登場する話のサブタイトルは
「○○登場」となっていた。最近はその法則は無い。)
今週のルーキーダービーについては
次ページでまとめようと思います。
(つづく)
2008/06/06