羽生結弦選手 金メダルおめでとう 凱旋パレード 行ってきました(3)

2014年4月26日(土)

時は満ちた・・・

いよいよトラックが私の正面にーーーーー!!

となった時に、あまり記憶は残っていないのですが

カメラのシャッターが降りなかったのですよ。

あのね、2時間以上待ってね、

羽生選手がね、自分の前を通り過ぎる時にね

カメラのシャッターが降りなかったのよ・・・・

その動揺プラスほんの一瞬羽生選手が疲れたような表情を見せて

私、大パニック。

頭真っ白、目の前真っ暗・・・・

とにかく!

がむしゃらにカメラで羽生選手を追いかけてシャッターを力任せに押した結果














はい。連写ですよ、もちろん。一発必中なんて無理なんで、連写で挑みました。
しかしピントを合わせる仕事は私の役割でした。
私がこのピントを選んだのです。ええ、背景のビルの窓を。



それでもこんなに素敵な笑顔を自分のカメラに収められたのだから、十分満足すればいいのに、事前の心構えの段階で気張りすぎて、この出来にガックリです。

撮影失敗の要因

・カメラが寄りすぎた。望遠の状態で動く被写体を追いかけたせいで、ファインダーの被写体を見失ってしまった。
・暗かった。暗いせいでピントも合いにくかった。
・必死すぎた。アップを撮りたいという己の欲望に負けた。


カメラにパレードモードとか無いのですか!!!ニコンさん!!!

とにかくシャッターがとりあえず降りたので続けて連写を試みましたよ。







おお、羽生。あなたはどうして羽生なの・・・。



これとか完全にジオサーチをロックオン。ジオサーチのための写真完成。



ここまでの写真を見た結果、遠くの写真を拡大したものの方が質が高いという事実。

そしてここで得たいくらかの教訓を生かす機会が思い当たらない・・・。



遠ざかっていくよ・・・



パレードが終わってしまうよ・・・

近くでちゃんとした写真が撮れないならせめて肉眼でしっかり見たかった・・・。羽生選手が自分の正面を通る時に、私はカメラの液晶画面が真っ暗になっているのを見てしまっていた・・・。その時のことをハッキリ思い出せないんだ。とても静かだったんだ。とても・・・静か・・・だったよ。

落ち着いて撮影できないなら、慣れないカメラは使うべきではなかった。望遠レンズを使うならもっと遠くからでも、つまりパレードの直前に東二番丁通りに来れば良かった。そして私が陣取った場所は暗すぎた。羽生選手も日陰に入ってしまっていた・・・。

パレードが終わった後は、後悔と反省とでぐったりとうなだれてしまいました。

ここでもし4年後に同様のパレードがあった時のための自分のためのパレードガイド。

(1)パレード待機は交通規制が始まってからで良い!

(2)早く現地に着いたらパレードコースを一通り見る!

(3)撮影はその場に自分がいたことの記念のために遠くから少し撮ればいい。良い写真はプロに任せる!

(4)季節・気候・紫外線・太陽の角度等も伊能忠敬ばりに調査する!

(5)心の準備が出来て、なおかつ長時間楽しめるようにパレードは中央付近が良い!


写真撮影については惨憺たる結果でしたが。

この大観衆の一員になれたことはとても喜ばしいこと!仙台市民の羽入選手を「おかえり」と向かい入れる温かさも感じられました!

パレードの様子はTVでかなり放映されましたから、皆さんもよくご存じだと思いますが、TVに映らない仙台の姿を次のページではお伝えしたいと思います。

つづく

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