第812話 “カポネ・"ギャング"・ベッジ”



明けましておめでとうございます。

あんなに考えたサンジの設定の
全てが思い出になる…。

そんな2016年。

分かっているのは、幼少期の声はチョッパーと同じということ。

意外にも割と真面目にサンジは高貴な出身とかノースブルーの王子様説とか割と真面目に語られていました。

今やサンジと検索しようとすると「30年後のおそ松くん」という検索ワードが提示される時代となりました。
(おかしいな、さっきまではサンジ ヴィンスモーク」と出たんだけどな)

サンジの手配書が生け捕りを求めている理由に、サンジの珍しい“血液型”が関係あるのかなと思ったりもしたのですが。



街を探せばそれなりに見つかる血液型のようです。

さて、ローの過去編を見てノースブルーについてまとめたいと思っていたのですが、今こそノースブルーについてまとめる時!と思い立ち、ノースブルーまとめ記事を書くことにします。



まず、ワンピースで初めてノースブルーの話題が出たのが13巻でした。



ノースブルーは技術も文化も進んでいる憧れの土地なんだなぁとぼんやり思っていました。



だからサンジがノースブルー出身だと知った時は、もちろん心がざわつきました。子供の頃によく童話を読んでいたなんて、サンジってもしかしてスイートベイビーだったの?!と、私のハートも炙りサーモンピンクです。



そして、こいつらです。
きっとノースブルー出身ということを鼻にかけて、「逆に鳥取県にはスタバがない方がいいよね。」とか言ってそうです。
(今、特定の地域の人達を敵に回しました)



悪ぶっていても、子供の頃はそれなりに大人の話を聞いて育った普通の子たちです。彼らは海賊ごっこに酔っていたのですね。



ノースブルーの人でモンブランも忘れてはいけません。



先祖から代々守ってきた歴史の在処を知ってもらうための鐘が、空に飛んでなくなってしまうという悲劇です。



ジャヤには黄金だけでなく、空白の歴史に近づく文献も残っていました。



モンブランがジャヤに黄金があったことをルブニール国王に報告してから、再び渡航許可が降りたのは5年後でした。
この5年の間にマリージョアではジャヤのポーネグリフについて把握・対処していたと考えて自然だろうと思います。

ジャヤの、しかも黄金郷の部分だけが都合よく空に飛んでいくとは、マリージョアでノックアップストリームさえも操っていたのではないか、と、当時私は2ちゃん等でも考察意見をむさぼり読んだものです。

ノックアップストリームを人為的に起こすというのは、今のところ現実的ではありませんが、国王はモンブラン一人だけを探検船に乗せ、用意周到に黄金郷の話が嘘だという流れを作っていきます。
嘘の証人まで用意し、モンブラン処刑後も黄金郷を語ることすら悪であるように、童話を通して子供たちに周知させるという恐ろしさを感じました。



とにかくノースブルーは豊かな地域というのが何となく浸透しながら、ローの過去編でノースブルーの景色がたくさん出てきました。
ドフラミンゴが本拠地にしていたスパイダーマイルズは美しい街並みとは言えないものの、産業が発達していることが伺えます。



ローの生まれ故郷フレバンスはノースブルーの中でも特に美しい街だったようです。



こんな立派な病院もあります。



どこでもフーシャ村やココヤシ村とは違う景色ですね。



ルブニール王国のお城も見えています。



ドフラミンゴファミリーがノースブルーで活動を続けていたことが分かります。



いずれはグランドラインに入る計画で、リヴァースマウンテンへ近づきながらノースブルーの支配を強めていこうとしています。
ノースブルーから見ればグランドラインもレッドラインも南側に位置していることが確認できます。



ミホーク様が説明して下さった、4つの海です。ミホーク様はグランドラインを分かりやすく説明するため、またワンピースもまだ6巻で読者はイーストブルーしか知らないということもあって、グランドラインとレッドラインを強調した地球儀を用いて説明して下さいました。



しかしオハラの学者たちは、自分たちの星について、上図のような知識がすでにありました。



6巻と41巻で、レッドラインの形が同じなのかな、と確認する図を作ったのですが、レッドラインを赤く塗る作業中に2度ほど自分を見つめなおす時間が来ました。

地球儀を見れば、北の海から東の海へはレッドラインを経て行くことができます。(カタカナが面倒になったので“北の海”呼びにします)
右の地球儀からは北の海に陸地が多い事も分かります。



この世界政府非加盟国も北の海に位置していることになりますね。しかし最果てと言われるこの地は、他の北の海の国と比べるとやや貧しい国のようですね。
それでも天竜人を乗せた船がここまで来るという時点で、ノースブルーは天竜人との繋がりが深い地域なのかな、とも思いました。

さて
北の海の出来事を色々と見て来ました。
陸地の多い北の海は、大海賊時代とは一線を画す天竜人や貴族の影響の強い地域のように感じました。



そんな北の海出身のサンジです。
ヴィンスモーク家の三男だと言われています。

サンジは子供の頃には家を出ていましたし、髪の分け目も眉毛も変わっているし、手配書はハート目だし、人違いという可能性もあるかもしれないけれど、ジャンフェスで尾田っちがサンジについて語ったらしいので、今後サンジの秘密が明らかになりそうですね!!!

サンジが結婚を断る様子がまるで想像できないんだけども、新郎の正装をしてる姿が楽しみです!







2016/1/22

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