第711話 “小人の国の冒険”



■扉絵

今週の扉絵で注目すべきなのは横浜パシフィコのイベントでステージがあるということですね。9月13日〜16日。USJプレミアサマーが終わった翌週には横浜って夏の疲れを癒す暇も無い。そしてお金もなくなっている頃。

■南君の恋人

こんちゃ! (≧∇≦)ノ゙
無理して元気に振る舞ってみました。

だってしょうがないじゃない アタシも弱いから・・・・(※和田アキ子の歌です)

「南くんの恋人」はよく知らないけどドラマの主題歌「友達でいいから」は結構好きでした。
今週の感想は長く冗長になる予定なのに、余談ばかりで足踏みだよ。
だってしょうがないじゃない アタシも弱いから・・・・(※和田アキ子がそう歌ってるんです)

私の知り合いの多くは「ああ、私が寝ている間に小人さんがベタとトーンを全部やってくれたらいいのに」と
少なからず祈っていたもんですが、私たちの目の前に立ちはだかる小人さんたちは
B地区探検を少年誌でやってのける大物でした。

ロビンの衣装がどんな物だったのか忘れていたので、今週の見開きのロビンを黒スリップと判断しました。黒ランジェリーロビンと判断しました。何度でも言う。下着姿にまで剥かれたのだと判断しました。しかし冷静になってみると、小人が剥がしたのは帽子とブーツとサングラスのみだったというぬるさ。

しかし、身ぐるみを剥ぐというストレートなエロさを上回るエロさがそこにあった。
ほぼ下着同然のワンピースの中に隠している物はないかと小人による女体探索。
「女体入口」は長野県に実在する地名です。

今週、どうしても避けて通れない道があって、でも私はそこを真っ直ぐ通り抜ける自信が無い。なんだろう、これは、可愛さを極めた芸術なのか、恋に恋する甘酸っぱい切なさに通じるハートフルストーリーの幕開けなのか、或いは自由妄想の発展によるインモラルなゾロの肉体探索へ思いをはせればいいのか。とりあえず、小人という難易度の高さから一旦、目を背けて、ゾロの胸元に入っているのがマルチーズだと仮定してみた。その結果、何の進歩も得られなかった。
ああ、そうだ、ストロングワールドで大きなチョッパーの中にすっぽり収まってる図式の逆と考えれば素直に現実を受け止められるのか。否!

自分と同等の煩悩が、この小人にもあると思うから呼吸困難に陥るのだ!
そうだ、ここの小人には性欲は一切ないのだ!あるとすれば植物程度なのだ!風で受粉!
自分の気持ちの落ち着かせ方に納得できないまま、核心には振れずに他の話題に移ります。


トンタッタ族の鼻はポルチェちゃんと似てますね。

トンタッタ族というのが覚えにくい。トンジット族と言ってしまう。
(トンジットさんはロングリングロングランドのお爺さん)

ゾロのボディを偵察しちゃってるウィッカは偵察部隊。
隊長と花畑で合流するらしいですが、フランキーと合流している兵隊のオモチャも花畑を向かっています。オモチャが隊長なんでしょうか?
オモチャと小人の関係は分かりませんが、小人は小人で「今夜の決戦」うんぬん言いながら闘魚を狩ってましたから、何かやらかすつもりのようです。

■ドレスローザに来た目的

忘れっぽい私のために、ドレスローザに来た目的を復習します。

シーザーを引き渡す
スマイル工場を壊す
ゾウで仲間(とサムライ)と合流

そういえば、そんな目的あったなぁ…と意識が遠のきます。

フランキーと錦えもんがそれなりに目的遂行のために動いてますが、ルフィとゾロとサンジの寄り道が酷い。しかし、その寄り道のおかげで島に関する情報が集まってきているので結果オーライです。


女性が男を刺したのは「恋がこじれて」と言っていますが、殺して欲しい男というのはドフラミンゴ討伐と関係がありそうです。どういう関係かはさっぱり分かりませんが、サンジがこの女性と出会ったことでドフラミンゴの真意を掴むことができたのですよね。

ドレスローザ内で、密かにドフラミンゴを恨む者達があぶり出されています。
それぞれが巧妙にドレスローザに溶け込んでいるのが特徴ですね。

■ドフラミンゴと敵対する勢力

麦わらの一味とハートの海賊団の同盟、そしてサムライ達がドレスローザにおける反乱分子ですが、オモチャの兵隊、小人、フラメンコの謎の美女、女剣闘士レベッカ・・・・。

(元)剣闘士リッキー。

「この歓声が憎い」と言っています。ドフラミンゴが敵であるのは当然ですが、国民がドフラミンゴを信頼している様子にも腹を立てているみたいですね。

この(元)剣闘士リッキーは、久しぶりの参戦のようです。

レベッカも「今回を最後にする」と言ってますし、リッキーも久しぶりに参戦するのが、このタイミング。小人が言ってた「決戦」といい、ドレスローザをいつ狙うの?今でしょ!!となっているのはドフラミンゴの七武海脱退のニュースと関係あるのでしょうか。

リッキーは昔に活躍していたような・・・・記憶は定かではない様子・・・・

記憶が定かではないと言えば、伝説の剣闘士も実在したのかどうか分からない割には、それなりにデータが残っています。

また、数百年前から妖精の言い伝えがあるだとか、200年前位から闘魚が現れたとか、ドレスローザに関する歴史は伝承されているというのに、20年前程度の戦士の記憶はうやむやになっているという不思議。

ドフラミンゴが王位に就いて10年。
伝説の剣闘士キュロスが活躍していたのが20年前。

その間の10年に何かがあってドレスローザがマフィアに乗っ取られてしまい、キュロスの活躍が無くなったのかもしれません。

伝説の剣闘士キュロスと元剣闘士リッキーが同一人物のように感じられて仕方ありませんが、とにかくリッキーはドレスローザの悪しき歴史について知ってそうですよね。

最近のドレスローザは「野蛮な海賊の王国」と揶揄されているようで、ドフラミンゴが「国王」という立場に固執する理由はなんでしょうね。一つの国の国民を自在に操ることで、ジョーカーとしての仕事をやりやすくしているだけという印象です。

昔からのドレスローザの住民はドフラミンゴを恨んでいるのかもしれませんね。

ドレスローザの国民のほとんどはドフラミンゴの言いなり。

しかしドフラミンゴに恨みを持つ者達が国を崩壊させるかもしれないという覚悟で大きな計画を動かしています。

そしてそこら中に点在している“謎”についてはオモチャの兵隊の言う“悲劇”として説明されていくのでしょう。

■海軍の狙い



青キジがスモーカーの「ドフラミンゴに注意しろ」と言いました。ローがスモーカーに「これからグリーンビットに行く」と言い、それらの情報が海軍に伝わった訳ですが、では、海軍がドレスローザに行った目的というのが気になります。

その前に、青キジが海軍側の人間なのかも不明です。青キジが赤犬とケンカしたのは、正義に対する考え方の違いで、「赤犬の下では働けない」というのが決闘の理由だと素直に受け止めていましたが、映画「Z」でルフィが「どうして赤犬とケンカしたんだ?」と聞いた時に青キジが「ノーコメント」と言っていて、まぁルフィに話すような事ではないので、それが当たり前の対応だとも思ったのですが、海軍を辞めるほどの事かなぁ?とも感じてきました。

何となく赤犬の進める計画を阻止しようとしているという可能性もゼロではないような気がします。サウロやロビンのこともあって「D」の意志について気になっているようなので、場合によっては海軍と敵対する立場になるかもしれませんね。

とはいえ、スモーカーはまだまだ現役の海兵ですから、治安維持のためにドフラミンゴの件を通報していると思います。



藤虎が派遣されたのは、シーザーの引き渡し場所で何かをやるためです。

その前にルフィ達と会った時には立場を隠していました。

ここで麦わらの一味を捉えるのは、自分達にとっても不都合ということです。それはドフラミンゴがルフィやローを罠にかけているのも承知した上で、泳がしておくためと考えることができます。

グリーンビットには、ローとシーザーとドフラミンゴが集まるので、そこで海軍は何らかの取引を持ちかけるのかなぁと思います。
それとも全面戦争になるのでしょうか。

海軍本部としては七武海や四皇の安定を保ちたいところ。ですからローと麦わらの計画を阻止し、ローもドフラミンゴも七武海のままでいるのが都合が良いんだと思います。

■ドフラミンゴという男

確かにドフラミンゴの七武海脱退は新聞に載っていました。しかしドレスローザの王位はどうでしょう。「?」が付いています。
これは東スポの派手な見出しを打って真偽は保留作戦なのかと思いましたが、そんな訳はありませんでした。

海軍本部でもドフラミンゴは脱退したと認識しています。

そしてドレスローザ国内でも王位奉還のニュースは流れている様子。
しかし国民はコリーダコロシアムに興じています。

海軍本部もドレスローザの国民も、ドフラミンゴが七武海を脱退し、国王の地位を捨てたと認識しています。

では、今週サンジの言ってた「ドフラミンゴは七武海をやめていない」とは一体どういうことでしょうか。

思い出すのは、ドフラミンゴが世界政府の中枢と取引をしていたことです。センゴクよりももっと上の者から指示でモリアを潰しました。

何度も振り返ってきたような気がするのですが、忘れたので、また復習です。

センゴクの上にはコングという全軍総帥がいました。世界政府の全兵力を動かすということですから七武海や四皇に命令できるような立場なのでしょう。

ドフラミンゴと取引をしていたのは、コングよりも更に上の立場にいるような感じがします。

コングが全軍総帥だとるすると、ドフラミンゴと取引をしていたのは、もっと上の「世界政府総帥」に近い立場だと思います。なぜモリアを消す必要があったのか分かりませんが、このような後ろ盾があることで、好き放題できているのでしょうね。

ドフラミンゴは七武海として頂上戦争に召集されましたが、それとは別に闇取引をしていました。モリアを潰すという仕事を果たす以外は自由に振る舞い、クロコダイルを誘ってみたり、メラメラの実を入手してみたり。

振り返ってみると、ドフラミンゴがやたらと笑っていた理由が分かりますね。戦争の結果などどうでも良く、マリンフォードは個人的な取引の場でしか無かったのですもんね。

「いつでも七武海をやめる」と言っています。
七武海という地位は確かに便利なのでしょうが、ドフラミンゴにとっては別に無くても困らない称号のようです。となると、この世界政府総帥に近い立場の者から七武海の残留を依頼され、色々とうまく誤魔化したのかもしれません。

CP0が動いていたのは、そのせいかなーとか思ったり。

ドフラミンゴから「七武海脱退と王位奉還」を言い出したものの、世界政府により覆った…みたいな経緯なのかな?そこら辺の情報の調整をCP0はやっているのかな?

YELLOWの七武海情報が古すぎる…。

早く「YELLOW DEEP」が出て欲しい。


2013/6/30

back next

ジャンプ感想目次に戻る