第599話 “九人の海賊”

『再会』


神よ!尾田さんよ!(馴れ馴れしく)
私がガイジンならオーマイガッを連呼必至。

威風堂々な迷子の風格と
お魚くわえたドラネコをおっかけそうな海の一流コックに
既視感を覚えるファーストインプレッション。
私達がもの凄くよく知っている2人の姿にまずは安堵感。
知りすぎていた。その関係。

そして気づいたのが、明日がスパークということ。
(※同人誌即売会の名前)

ひょっとして、これはスパーク?と本日何度目かの神の啓示。

THE YELLOW MONKEYのSPARKを聴いてみた。
皆さん是非聴いて下さい。
(※適切な方法で)

そして大切な事に気づきました。
これが、2年ぶりの再会であること。
ゾロが真っ先にクルーの前から姿を消したこと。
スリラーバークで仲間の為に命を差し出し、頭を下げたくまに消されたこと。

つまり、今、ゾロとサンジの再会!
つまり今この瞬間が!
(※瞬間と書いてトキと読んで下さい)

6月のゾロサン再会プチオンリー「クルーズクルーズ」で
私は「ゾロとサンジの再会の歴史」というペーパーを発行しました。
(※え?本じゃなくてペーパー?というツッコミ厳禁)

(1)52話“誓い”で、ゾロは「2度と負けねぇ!」と誓った後、2人は75話“海図と魚人”のココヤシ村で再会します。【会えない期間:24話】

(2)115話“冒険のリトルガーデン”で、ゾロとサンジは「狩り勝負」を勃発させて、再会は128話“海賊旗(ほこり)”です。【会えない期間:14話】

(3)132話“ね”で、ドラム王国へ上陸しました。154話“アラバスタへ”での宴のシーンが再会と言えるんじゃないでしょうか。【会えない期間:23話】

(4)181話“超カルガモクイズ”での「残念ハズレ」から別行動がスタートし、199話“HOPE(ホープ)”でアルバーナで落ち合いました。【会えない期間:19話】

(5)空島編です。254話“夜明け曲(オーバード)”で2チームに分かれてサバイバルに挑んでからは、長らく厳しい時期が続きます。299話“幻想曲(ファンタジア)”で黄金の鐘の音が、ゾロとサンジの再会の区切りとなりました。 【会えない期間:46話】

(6)シャボンディ諸島編です。512話“ゾロ、音沙汰無し”からゾロとサンジの再会はまだありません。6月21日発売のジャンプではワンピースは休載ですので、最新話は588話です。 【現在までの会えない期間:77話】

この「会えない期間」を閉じる時が来ました。
(※山口百恵がマイクを置くような優雅さで)

会えない期間86話です。
(※1年で少年ジャンプは52冊出ます。)

感動の再会をじっくりと感慨深く浸ろうとした時に脳内に
落雷のごとき突き刺さるのがスパークの歌詞だったとさ!ハーどっこい!

ここで歌詞の一部を引用しようかと思ったけど全部が全部スパークなので
私の頭がスパークだ。ハーどっこい!
最も私の胸がかきむしられたのは「目眩がするほど抱き合って確かめたい」という部分でした。

そうだろうな。確かめたいだろうな。まずはそうだろうな。
そしてスパークだろうな。夜の火花が炸裂だろうな。
「永遠なんて一秒で決まる」みたいなゾロのスパークだぜ!

<<ここでギターソロ>>

普通にジャンプを読んでいても感動的な再会シーンなのに!
おかしい読み方をしていた者にはどんな仕打ちともいうべき衝撃!ハーどっこい!

ゾロとサンジのバッドコミュニケーションがそのまま愛の行為だという前提で
少年漫画を読んでいた者にとっては、今夜のゾロとサンジはまさに命のぶつかりあい!
ああ、目の前がチカチカする!
空白の2年を埋め合わせるどころか、神経の新世界へ。
“彼方までもう少し”

新しい世界が始まってしまった!そこにゾロがいたから!
驚いた表情は見せず、2年前にそうであったように悪態をつきながら
サンジの内心は・・・・

<<ドラムソロ>>

“真実を欲しがるおれは 本当の愛で眠りたいのさ”
“恥ずかしいけどそれが全てさ”

吉井和哉と中井和哉の名前が似てることが萌えにアクセルをかけた
あの星空を思い出す…

海賊なのにネクタイを締めていることに突っ込んだ日もあった。
(※サンジを理解したいがため)

サンジの眉毛が“当たり前”になるまでの過程を語り合った
あのカラオケボックスを思い出す…
(※割り箸は人数分ください)

今、新しい世界が始まった。

世界の創造主(尾田さん)が、私達のための次のステージを用意しました。

今、改めてロマンスドーン!ハーどっこい!



2010/10/9