第584話 “ポルシェーミの一件”

『試験に出るワンピース』


■メールありがとうございます

先週、私が「ベリー紙幣が初めて登場した?!」と書いたら「初めてではありません。53巻128ページのSBSで発表されています。」と親切丁寧なメールを頂きました。
ちなみにスクアードが白ひげを刺した時も「初登場のロック野郎に…」とか書いたら「初登場ではありません。何話何p、何話何p、何話何pで登場してます。」というメールを頂きました。もし私が初登場だと書いていなければ、このような説明のメールは来ないはずです。言い換えると私が「初登場!!」と書いたことによって詳しい情報が届くというものです!だから!私はこれからもキッパリと間違いを書いていく!

■ともだちのなり方

扉絵の事もたまには語りたい。
クロコダイルはやっぱり片手フックだから不便な時があるってこと?
壱がマッチシュボの係だなんて、萌えるすぎる。火付け係なだけに。
ちょっとシャンクスとベンとも重なるんだけど
片手でちょっと不便そうにしてると壱が手伝おうとして
クロコダイルが「1人でできるもん!」とか言う同人誌を夏コミで見かけるかもしれない。

それはさておき、今週のワンピース。

険悪だったルフィとエースがどのようにして兄弟になったのか
知るのが楽しみだったのですが、誰だって当たり前に
家族や友人が欲しいし、近くの人に親しみを持ちたいという簡単な事だったのかな、と思います。
もちろんルフィとエースが乗り越えた山はとても大きな物でしたが
「ともだちになろう」とか「おまえがいなくなったらこまる」とか
ルフィにとってはさほど特別な言葉ではなかったように思います。
ただエースにその言葉が届くためには真っ直ぐさと忍耐強さが必要とされたみたいです。

ともあれ、晴れて兄弟となった3人。
エースが「生きよう」と思った理由となるルフィとサボのエピソードがこれから
始まるのですね。楽しみなような、切ないような。

■試験に出るワンピース



・ゴア王国には保安官がいて、トラブルに対応してくれるらしい
・貴族に金を納めると、保安官の取り締まりをうやむやにしてくれるらしい
・傘を被ってる人はワノ国からきたの?

さて、貴族について徹底復習よ!

世界貴族は[ ]に住んでいる。

世界貴族は[ ]とも呼ばれている。

[ ]年前、世界政府ができた頃は王は[ ]人であった。

現在、世界政府に加盟している国は[ ]国以上である。

(20国からスタートした世界政府は今では170国の加盟国を誇る。170国以上という曖昧な言い方をするのは常に増えたり減ったりしているから。)

ネフェルタリさんは12代続いた王様です。アラバスタという国の歴史は約何年でしょうか。それは世界政府の歴史よりも短いでしょうか?

仮に1代を30年とすると360年。世界政府が樹立した後にアラバスタ王国が出来、国の安全保障のために世界政府に加盟したと想像できます。アラバスタのように世界政府樹立後に出来上がった王国もたくさんあるでしょう。
新しく国ができて、世界政府に加盟していくことで、加盟国が増えていったと考えられます。

200年前には魚人島との友好関係が始まりました。これは世界政府の「柔軟姿勢への転換」をアピールしたものでしょうか。魚人島が世界政府に加盟しているかどうかはわかりませんが、このような世界政府の姿勢の変化によって加盟国が増えるということもあったかもしれません。

しかし、加盟国が増え続けるだけではなく、減ることもあるようです。

革命軍が戦争を起こし、世界政府との関係を壊滅させているようです。加盟国が減ることは、世界政府の弱体化へと繋がります。

カマバッカ王国は世界政府に加盟してないだろうと言えます。また、間接的に他の王国を崩壊させ、これも世界政府の弱体化に繋がっていると言えます。
おそるべし、オカマパワー。

世界政府の安定も“絶対”とはいかないようです。

積極的に反逆を試みなくとも、高額賞金首と懇意にする王がいたり、或いは何らかのきっかけで世界政府に不信を抱くことがあったり、加盟国の国王が全員世界政府に忠誠を誓ってるとも言えないでしょう。

世界政府の“意志”と言えるのは創設期の20国の国王だけで、その他の150国以上の国王は単なる世界的な連合と捕らえているでしょう。世界政府の加盟国であれば、海軍の出動対象になるのでしょうが、辺境の寂れた島には海軍も来てくれません。

余談ですが、このような世界政府と各王国の関係を考えた時に、プルトンの設計図を受け継いでいたウォーターセブンの立場が気になります。世界政府とも対等の立場をとる永世中立都市国家とかかな、と私の考察本で書いてるので、買ってね!

■世界政府の目的

クローバー博士の仮説が正しいとするのならば。

20国からなる連合国が、ある王国を滅ぼしました。

勝利した連合国は、その王国の思想を隠すことに心血を注がなくてはならなくなりました。これはその後の連合国、つまり現在の世界政府の足かせとなっていると言えるかもしれません。

そこまでして隠さないといけないくらい危険な思想なのでしょうか。単に世界政府にとって都合が悪いだけでは?とも思うのですが、全てが謎です。

■聖地マリージョア

聖地マリージョアで行われてた世界会議(レヴェリー)の様子です。円卓を見ると170人の王が参加しているようには見えません。大国だけが集まってるとか、常任理事国とかそういう感じなのかな。

この会議では世界政府の“意志”とは関係なく世界の治安などについて話し合われているようです。

「外交の最前線やでぇ」ってドルトンさんが言ってた。

マリージョアはここ。
天竜人が住んでる所。

世界中の王がここに集まれるのはレッドラインを陸路で移動するからかな?
レッドラインの“頂”にあるんですって。

例えば、インペルダウンから極悪犯罪人が解放されてしまったことを、世界政府は隠蔽しましたがセンゴクは反対しました。
貴族に寄付をしている海賊を、保安官は取り締まれないようです。
このように、世界政府(=貴族)にとって大切なのは自分達地位・秘密の隠蔽であって、秩序とか市民の安全とかは二の次やでぇ。そこで苦しむ善良な海兵がいるんやでぇ。

(※必ずしも合致するとはいえない、が正しいですね)

■ゴア王国の地図

ゴア王国!!!!

フーシャ村のある島の地図を想像して描いたことがあるのですが、大きく違ってることがありました!(いや、全然全く似てないって指摘はごもっともですが)

私が思うに、フーシャ村の方が町に近くてコルボ山がハズレにあるイメージだったんです。

いや、この地図だけ見てハズレも糞もないというのが正常な判断だとも思うのですが・・・。

じゃあもしかしてフーシャ村がハズレにあるのかな?って思って描いた地図がこれ。

もしかしてフーシャ村はグレイなんとかによって都市部から遮断されてるんじゃないかなと思って。
そうすればシャンクスが1年も停泊してたのとか、ガープが大犯罪者の子をかくまおうとしたりとか、なんか納得がいくと思って。

あの村長も何やら腹に一物持ってそうだし。

ゴア王国には保安官がいるというのがわかったけど、山賊とのトラブルの時に、こんな風に金で解決しようとしたのも、胡散臭く感じてきた。

フーシャ村っていわゆる世界政府の治安から隔離された場所じゃないかな・・・とか。

来週になれば天竜人がゴア王国に到着するようですし、そういったことも詳しくわかりそうですね。何の用事で来るんでしょうね〜。

今週の副題“ポルシェーミの一件”というのが“天竜人の一件”と似ていて何だか不安もよぎりますよ。

■魚人伝

【自分用メモ】

シャボンディパークを羨ましそうに眺めていた4つの子供の影にはアーロンもいたけど、この時の回想にはアーロンがいない?

アーロンだけ奴隷になったとか???

オレ、夏コミに受かったら魚人考察本出すんだ。



2010/5/21

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