第510話 “麦わらの一味VS戦闘兵器”

『シャボンディオリンピック』


お便りありがとうございます

メールを頂きましたので紹介します。
本来なら該当話数のページに載せるべきなのですが
私の都合でこちらに載せます。

カポネの体が要塞になり、部下が体内から登場するシーンで
BGMが「ワンダバダバダバ♪」になってた部分についてのメールです。

>「帰ってきたウルトラマン」の防衛チームMATの
>戦闘機の出撃シーンにかかる「ワンダバダバ」というコーラスが
>あまりに好評だったので、以後のウルトラシリーズの出撃シーンで
>何度も「ワンダバ」のフレーズが使われています。
>そのため特撮ファンの間では、出撃シーンそのものを
>「ワンダバ」と呼んでいるんですよ。


時代を感じさせるメールをありがとうございます。
続いて、黄猿がドレークを「ドレーク少将」と呼んだ件について。

>ジャンゾロ508で階級が下の人の肩書きを呼ぶかどうかという
>記述がありましたが、軍隊という枠組みの中では多々あるようです。
>なので、大将が「○○少将」とか呼ぶのは珍しい事ではありません。
>ただ、スモーカーがたしぎの事を呼び捨てにしていたように、
>ワンピースの中ではあまり見受けられませんが・・・


上下関係を感じさせるメールをありがとうございます。

黄金色の藁

やっぱりホーキンスの能力がスパゲッティーに見えてしまう
というだけの図。



本当にただそれだけです。土曜日なのに。
(月曜日発売のジャンプの感想を土曜日になって書いている、という意味。)

黄猿の技の名前が初めて出ましたか?
「八咫鏡(やたのかがみ)」です。
ATOKなら「やたがらす」で変換すると「八咫烏」というのが出ます。
何やら日本神話に出てくる三種の神器だそうです。

レーザービームの技名はもっと先端技術を思わせるものかと
思いましたが日本神話できました。
三種の神器の内の1つなんですって。

グロッキーリング



見たことのある景色です。
そう、あれはミホーク戦の後にアーロンパークに乗り込んだ時です。
まさに同じように「あの時の傷が!」ってサンジが言ってました。
「放っとけ!ルフィ!」と言いながら後ろを振り返るサンジを見て私が知りました。
ゾロが重傷なんだと・・・。

くまから浴びた傷が尋常じゃないのは分かってましたが
そこはワンピースだから、ミラクルパワーで元気になってるもんだと思ってました。



ですから、このコマのゾロを見てもそんなに苦しがってないと思ってました。



デービーバックファイトの目が回ったくらいのダメージだと思ってたんです。
なぜならゾロが本当に苦しい時は苦しい顔をしないと思ってたんです。
だのに!なんということでしょう!
ずっとゾロファンだと思っていた私よりもずっとサンジの方がゾロを理解しているということ?
もうゾロはすっかり元気なんだと思っていた私と違ってサンジという人は
「あのツラをまた拝まされちゃあ…相当な苦痛だろ」と
ゾロの心情を慮ってるのですか?
ゾロの心情をおもんぱかっているのですか!(難しい漢字なのでひらがなで再度)

ここで脳内に流れてきたミュージッ。

何をゴールに決めてー
何を犠牲にしたのー誰もー知らずー(NO SIDE by松任谷由実)

ルフィとゾロの関係には、味方をふんづけてでも前に進みそうな
強靱な意志が感じられるのですが
サンジの視点が入るとじゅくじゅくと梅雨めいた気候風土を感じてしまいます。
その湿っぽさが得も言われぬ発酵・熟成を促し、腐女子が生まれるのだと思いました。
つまり自然の摂理に従って。

目も眩む新技

ゾロには新しい技を出せるほどの力が残っていたのでしょうか。
それとも意識が朦朧としていて本人が幻覚を見ているからこそのフリースタイルなんでしょうか。
一ゴリラ、ニゴリラ・・・辺りからゾロの技を正視できないことがあります。

少し話は変わりますが、時代劇に殺陣師がいるように
アニメにも「バトル監修」という専門スタッフがいてもいいんじゃないかと思ったんです。
原作で抽象的な描かれ方がしている戦い方を
実践に近いアクションで、アニメの骨格を示すという専門家がいても
いいと思うんです。(千葉真一みたいな人)
純粋に「動き」で魅せるバトルを作って欲しいと思っているんです。

しかし、その「バトル監修」の専門家をもってしても
ゾロの鬼気九刀流をリアルアクションとして表現することができないんだ。

これは剣技というよりも召還魔法に近いと思うのですがゾロのMPを信じていいですか。

すいません。私、九刀流にはどうも燃えられなくて冷たい言い方しかできなくてすまない。
サンジの「悪魔風脚画竜点睛ショット」や
ルフィの「ゴムゴムの巨人の回転弾」を見ると
現時点での最強技(一点ダメージでの)だと思うのですが
ゾロにとっての三千世界の位置づけはどうなっているのでしょうか。

もうとっくに越えているのでしょうか。

いつか時間がある時に、ゾロの技の“強度”について
考察したいと思うのですが、多分それは、虹の彼方に・・・



2008/08/16



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