第515話 “女ケ島(にょうがしま)の冒険”
『○○の冒険って一つの章が始まるという合図ですよね、こりゃ長そうだ』
女戦士民族が「九蛇」
島の名前が「女ケ島」
国の名前がアマゾン・リリー
シャンディアとシャンドラもややこしかったな。
マンガの世界で絶対的なタブーがあって
「みんな、何語で話してるの?」というのは突っ込んではいけません。
みんなワンピース語を喋っていて、世界中でベリーという通貨が通用します。
(空島ではエクストル)
お店の看板は英字であることが多いのですが
洋服や食器などの模様に漢字が使われていることもあります。そんな世界。
「牢獄」「九蛇」など、公的に「漢字」が用いられていることが
とても珍しいと思いました。
ワンピースの世界で漢字は広く認識されているものの
言語として実用されている訳ではなく、古典や芸術として
扱われている、と私は思ってます。
ひょっとしてアマゾン・リリーが漢字発祥の地で
今でも言語として使用されているんじゃないか、とワクワクしました。
その一方で、格闘技の賭けでは選手名やオッズが英字で表記されていて
ワンピース世界の共通言語がやはりメインで使われていることも
確認できます。ゴルという掛け金の単位が出てきましたが
これは「賭け」だけに通用するコインのようなものかもしれませんし
本当にこの国は自給自足でベリーが無くても
生きていけるのかもしれません。
また「礼儀」を重んじる民族性も感じられ
不審な入国者を介助したり、服を作り直してやったり
メモ書きを大切に残したり、豊かな精神性というのかな、
なんか適当な言葉が思いつかないけれど
男達はこの国の女と結ばれたいだろうなと思った!
あと、どうでもいいことなんだけど
マーガレットが「セクシーにお花のフリル付けといた」と
入ってるのが面白いと思いました。
普通の感覚では、露出の高い九蛇の戦闘服の方が
よっぽどセクシーなのに、ここの生娘達は
お花のフリルがセクシーなんだと!
男を見たこともないのにセクシーという言葉だけ知ってて
一人歩きしてると見た。
訳もわからず「この絨毯、セクシーだわ!」とか
言ってるんだろうなと思った。なんと愛らしい民族か。
キキョウは厳しい態度を取っているけど
国や仲間を愛するが故の使命感と不器用さが
前面に出ていて、彼女のツンがデレに変わった時には
果てしなく魅力的な女性になるだろうとワクワクします。
今のままでも十分素敵だけど!
アマゾン・リリーでは、外海で孕んで出産した戦士もいるようです。
海賊や皇帝も男を見たことはあるはずですが
男を知っている者は特別の階級になるとか、居住区が異なるとか
そういう区別があるように思いました。
ルフィと接触してる若い娘達はあまりにも無知すぎる。
彼女達は男と接触を持たないために隔離されてるんじゃないかと思いました。
だからキキョウが言う「男子禁制は数百年続く絶対の規律」というのも
キキョウがそう教わってるだけで、実際のところは
この島に潜入した男が存在してると思います。
その都度、酷い目にあって追い出されてるから
「決して踏み入る事なかれ
君がまだ命を惜しいと思うのならば」という
言い伝えが生まれたんだろうと思うんです。
それでやっぱりゴールド・ロジャーも来たことあんじゃないの?
と思ったりもするし、そうなると
ハッ!!レイリーのビブルカード!!!となります。
よその感想を読んでると色んな予想があって
どれもなるほどと感心したのですが、その中で
「レイリーのビブルカードをボア・ハンコックが認識してくれないかな」
というのがあって、とても興味深いと思いました。
ローラがナミにビブルカードを渡した時に名刺みたいだと
思いましたが、冥王の名刺を持ってる海賊ってそれだけで
ステータスになるように思いました。
人脈が財産というやつですね。
ところで、ナミがどこの島に行ったのかわかりませんが
ログが書き換えられないか心配です。
アマゾン・リリーの皇帝は海賊“女帝”ボア・ハンコックだそうです。
489話でリスキー兄弟が言ってます。
>人魚達の美しさときたら!
>かの海賊女帝ハンコックもたじたじってもんでよ…
美の代名詞とも言えるような女性なんだそうです。
但し、アマゾン・リリーでは強さ=美しさなので
とりあえず強いということは確かです。
ちなみに人魚姫の美しさをパッパグが
「それはもう美女!ヒトデのおれが言うんだ間違いねぇ」と
言ってて、ヒトデだからこそ、信用できなかったりします。
とにかく来週には蛇姫様と呼ばれる女帝が登場するようですので
楽しみですね!!!
今週の男子禁制マンガ↓
ワンピースソフビ人形
2008/09/23
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