ONE PIECE ANIME 第604話 「めざせR棟!海賊同盟快進撃!」



1年4ヶ月以上ぶりにアニゾロ更新です。今週は久しぶりにアニゾロをやろうかなという気にさせてくれた作画監督の川村敦子さんにありがとうございます。
まず整いすぎてピタゴラスも参ったというゾロの横顔の角度です。これは自分と錦えもんによって斬られた鉄の壁をG-5が慌てて修理している様子を眺めるしゃっきり顔です。一歩遅れれば施設内の全員がシノクニに飲み込まれてしまうという危機におけるしゃっきり顔です。
落ち着き払うの「払う」というのは、この時のゾロのために!

輪郭のラインで、もみあげのすぐ下の部分が繋がっていませんが、これは私のペン休めではなく、実際のアニメの作画を懇切丁寧に模写しました。「ラインの切れ目」が今週のキーワードです。

続きまして、自分が作った穴を他人が埋めた後の清々しい「よしっ」です。大林組の現場監督も参ったというゾロの「よしっ」です。

私のペン入れにわずかなる邪気が伴ってしまったせいか、鼻のラインに若干のうねりが生じ、アムロ・レイ風の鼻筋になってしまいましたが、実際のアニメの作画ではもっとスッキリラインでした。惜しい!
このスッキリ鼻筋を世界に発信したくてアニゾロに着手したというのに、ペン入れのわずかなゆがみが私は憎い。

アニゾロでは主にゾロの容貌の美しいシーンをスケッチするのですが、このシーンではウソップにムキになるゾロにドキリと私がしたのでスケッチしました。
名付けて私のドキリシーンです。

では、何故、ゾロはウソップ相手に怒っているのでしょうか。

茶ひげに乗っかったナミが完全に南君の恋人です。

ちょっと縮尺間違ってますよね、と思うくらいに南君の恋人なんですが、久しぶりに中身と一致して可愛さが輝いてるナミが肩に乗ってることの可愛さの倍増計画成功でした。結果的に。

ウソップに八つ当たりしたゾロの真意とは…ルフィと出会い、仲間全員と合流した時に、改めて新世界に向かう決意をルフィにぶつけます。
ちなみに左のスケッチは決意をぶつけた後のゾロです。なぜなら「油断してたじゃすまねーんだよ!」と怒鳴っていた時のゾロよりも、その後のルフィと視線を交えた時の表情の方が美しかったからです。
さて、今週のキーワードである「ラインの切れ目」について語ります。このスケッチでは唇のラインに切れ目が入っています。これももちろん私が唇のラインに心臓がドキドキして線が途切れたのではなく、アニメの作画に忠実にスケッチしました。
線に切れ目があると「肉感とか柔らかさが表現できる」と某アニメーターが言ってたので、私は「肉感!」と喜び勇んで線の切れ目を真似たのです!



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